伝わっているのだろうか?

【授業研究】「総合学習」「探究学習」に関する
質問をいただいて、資料を準備しました。
今の授業改善の起点になったのは、
以下だと私は認識しています。
「臨時教育審議会(1984年)」
「総合的な学習の時間の設置(1998年)」
「言語活動の充実(2008年)」
「思考力・判断力・表現力の育成(2008年)」

気が付くと、臨教審は約40年前、
「総合的な学習の時間」は25年前。
「言語活動、思考力等」は15年前。

私は臨教審の時は32歳(教員になる前)、
総学は46歳の時。
この時転勤した私はなぜか「キャリア教育」をテーマにした、
「総合的な学習の時間」のプログラム開発の
チーフを押し付けられました。

ひどい話ですが、おかげで、戦後教育の変遷と、
「キャリア教育」について猛勉強して、
校内で説明し続けていました。
そのために「言語活動、思考力等々」も意識し続け、
「新しい高校物理授業」開発につながりました。
ラッキーでした。

現役の先生たちはこの変遷をあまりご存じないようです。
説明してくれるセンパイや上司もいないかも。

「変化の時代だ」と言われるものの、
フツーの人が時代を実感するのは、
30代以降なのではないでしょうか?
そして60代には退職。
つまり自分の生きた時代を「実体験」として感じるのは、
30年間くらいなのかも。

その限界をカバーするのが教育と学習なのだと思います。
教員に対して「その教育」は行われているのでしょうか?
また教員は「その学習」をしてるのでしょうか?
「臨教審以降」の理念は現役の先生たちには、
何も伝わっていないのではないかと、不安になってきました。

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