ビジネスの学習…

【授業研究】あまりお知らせしてはいませんが、私は実は「社長」です。(笑) 一昨年、文部科学省のお金をいただいて仕事をすることになったときに、お世話になっている方に薦められて、法人化したからです。社長一人、ほかに誰もいない‥ほとんどペーパーカンパニーのはずだったのですが、研修会講師や執筆活動が増え、節税のために会社が動き始めました。忙しくなりすぎて、人にマネージメントを依頼できたのも、この法人のおかげでした。その法人が設立1年間を過ぎ、初めての年間決算を迎えました。
 昨日は、税理士の方に細々とした数字が並んだ書類を基に説明を伺いました。最初は税金の金額の大きさに驚いたいた私ですが、説明を聞くうちに、税金の仕組みや会社の仕組み、法律の構造が少し‥おぼろげながら理解できました。
 個人で処理するときよりもかなり大きな節税になっていることも知りました。また、法人としてはお金を貯めこむよりも、有効に活用するほうが会社にとっても社会にとっても役立つ構造になっていることも理解してきました。
 公立高校の教員の経験だけだったら、何も知らずに終わっていたのでしょうが、偶然の積み重ねの中で、実に良い学習をする機会を得ました。今まで無縁と思ってきた、ビジネスの学習は、授業改善研究にも不可欠だと感じています。もっと学習を進めて、よりよく社会貢献ができるような会社運営を心掛けたいものです。