授業をオープンにすることのメリット

【授業研究】大学の授業を見学したい言う希望をいただいています。すでに見学した方もいます。ありがたいことです。
 高校で教えている時もそうでしたが、外部から見学に来てもらえるようになると意識が高まります。1年に1回くらいなら、その時だけの良い授業をつくろうという気になります。しかし、頻繁になると「いつも通り」を見せようという気になります。そのいつも通りの授業の質が上がります。見学者がいるときだけきちんとやって、他の時に手を抜けば生徒にばればれです。それが見学者にも伝わるだろうなあと思うと手が抜けなくなりました。
 そういう意味で私は授業をいつでもオープンにして、いつだれが見に来てもよいような授業をすことは、自分のためにも生徒・学生のためにも価値があると思います。現場のみなさんも、そいうい意識で取り組んでみてください。