【授業改善】あちこちに出かけて授業を見せていただいたり、アドバイスを求められたりしています。そんなことを繰り返しているとわかってくることがあります。
多くの先生達が、最初は「授業の構成」「プリントのつくりかた」「パワポや電黒板やタブレットなどのICT機器の使い方」に工夫しています。しかし、次の段階になると「グループをどうやって活性化するか」「もっと深く話し合わせるにはどうすればいいか」ということに目を向けることが多いようです。
そういう意識の人は私の物理授業を見ると驚くことが多いようです。
「あんなに各グループの間を動き回るとは思いませんでした」
「どんどん、声かけていくのが意外でした。『見守る』のイメージとは違っていました」
などと言われます。この私の考え方とスキルを伝えるのがなかなか難しいのですが、その基盤に「アクションラーニング(質問会議)」があります。
私は先生達にこの「アクションラーニング(質問会議)」を学んでもらうと授業に役立つのだけどなあ‥と思うことがしばしばです。授業スキルとして役立つだけではなく、クラス経営や部活動指導、キャリア教育にも役立ちます。授業改善の輪が広がり、質的向上を意識する人たちが増えてきている今、改めてこのことを強く感じています。
http://www.jial.or.jp/al/index.html