神奈川県立藤沢清流高校研修会終了!

【授業研究】5月に伺って以来、2回目の訪問でした。藤沢清流高校は神奈川県の「確かな学力向上推進」研究推進校の指定を受け、「アクティブラーニングに基づく学力向上推進」を研究主題として今年の4月から3年間の実践を始めています。
 5月の研修会以来、先生たちは少しずつ「アクティブラーニング(AL)型授業」を取り入れ、相互に授業見学や研究協議を行ってきたとのこと。今回はその途中をオープンにして研究しようという試みでした。「政治・経済」「国語総合」「英語||」「美術||」の4つの分科会に分かれて、研究授業と研究協議(振り返り会)を行い、更に全体会で共有するというものでした。私は分科会の1つ「政治・経済」に指導助言者として参加し、全体会でも講義をさせてもらいました。
 外部からの参加者が40名超という盛況ぶりでした。聞けば、5月の研修会が雑誌「キャリアガイダンスNo47」に紹介されて以来、全国から学校見学に訪れる高校が続いているとのことでした。「藤沢清流高校」と言えば「AL型授業」として有名になっているとのことでした。
 私は「政治・経済」の授業を見せていただいて感動しました。冒頭のアイスブレークから説明、グループワーク、発表、説明、グループワーク、発表、解説、振り返りと次々に展開していきます。90分間の授業がどんどん展開していきます。生徒たちは積極的に話し合い、手を挙げて発言し、発表していきます。この授業が夏休み明けから始めて7回目というのですから、その習熟ぶりにも驚きでした。担当の先生は資料作成には苦労していると言いながらも、とても楽しそうでした。
 終わってからの懇親会も外部からの参加者も含めて20人くらいが参加。大いに盛り上がりました。新しい授業の広がりは着々です。藤沢清流高校はその大きな拠点として発展していました。この事業の2年目、3年目の展開が楽しみです。