「校内で互いの授業を見るのもなかなかできません」

【授業研究週間の活性化1/4】Eさん、Fさんの話にGさんからツイートがありました。「校内でもお互いに授業を見るというのはいいことだとは思います。これがなかなか実行できません」これとてもよくわかります。「授業研究週間」はどこでも有名無実化しているようです。

Gさんは続けます。「たまに、こっそり同じ教科の人の後ろの席に座ったりしています。年に数回あるか、という程度ですが」でも、年に数回はすごいかも。二カ月に一回ですからね。

私たちも「授業研究委員会」を立ち上げた時の最初の課題が有名無実化している「授業研究週間」をどうするか、でした。今週はこのことについて取り上げます。

委員会での話し合いのテーマは「活性化しない原因はなに?」でした。「どうして見学に行かないんだろうね?」「他の人のを見たいという気持ちはあるよね」「うん、ある」「でも、見られるのは嫌だよね」「そうそう。期間中、いつか誰かが入ってくるかもと思うと緊張するよね」「特に準備が充分でないとか、騒がしいクラスの時とか、ここだけは見ないでと思うよね」「そういうときって、見に来るなオーラが出ている気がする」「そういう人もいると思うと、なかなか見学に行きにくい」「授業する人がウェルカムしている授業なら見に行きやすいよね」…ここから誕生したのが「見に来て下さいカード」でした。その詳細は次回で。