ZOOMに慣れてきました

【授業研究】最近、ZOOMを使う機会が増えてきました。招待されることもあれば、自分でミィーティングルームを開くこともあります。自分の画像の背景を変えると、部屋をあわてて片付けなくても済むことを知り、何種類かの背景を用意して遊んでいます。

 パワポやエクセルなどを簡単に共有できるので、それを見ながら説明することができるのもわかりました。これは便利です。この時にエアビーム(コクヨ)も使えることがわかりました。

 パワポ等を使って説明をしている時に参加者の表情も見えるし、声も聞こえるので、リアルで説明している時と大差ありません。もし、大人数でやるときには、説明の途中で質問などをチャットルームに書き込んでもらえばそれらに対応することもできます。

 あとは試したいのは「グループ分け」です。ZOOMでは参加者をグループに分けることができます。しかも時間制限を付けておけば時間が来ると一斉に元に戻ります。席を移動するロスタイムもありません。これは人数が必要なのでもう少し慣れてからチャレンジしようと思います。もう1つ、とても便利だと思うのはワンタッチで録画で来ることです。グループ分けした時も各グループの対話を録画できるようです。

 ただ、録画データの容量が大きいので、どこに保存するか考えなくてはなりません。いずれにしても、オンラインでできることはだいぶ広がりました。これから大事なのは、リアルでできることをどれだけオンラインでできるようにするか、です。リアルでの説明力やファシリテーション力をどれほど高く持っているかが、これまで以上に問われる気がします。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

「くたばれコロナセール」!?

【授業研究】COVIT-19騒ぎの中で「コロナビールが売れない」「大打撃」「それは根拠のない話」などと色々な記事が飛び交っています。これは、散歩の途中で見かけたスナックの看板。「ニヤリ」とさせてくれました。

 東日本大震災の時にも関東では計画停電などの影響で自粛ムードが広がり、飲食店の売り上げが低下したことがあります。そのころ高校の教員だった私は「こんな時こそ、飲みに行こう」と学年会や教科会などの「飲み会」を企画し、計画停電のリストを見ながら空いている店を探して予約を入れ続けていました。

 文科省は「休校の延長依頼は要請しない」と発表しましたから、これでかなり雰囲気は変わるのだろうと思います。「手洗い・うがい」と「感染高める三条件」に気を付けながら、元気に活動したいものです。経済活動を回したいものです。

 このスナックの店主もそんな気分なのだと思います。このユーモアのセンスと反骨精神を受け止め、広げることで私も少し応援します。

f:id:a2011:20200321190054j:plain

 ◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

facebookの「コミュニティー規定違反」と「異議申し立て」

【授業研究】興味深い体験をしました。facebookでは多くの場面でAIを使っていることはよく知られていますが、そのAIに私の投稿が「不適切投稿」と判断されました。それに「異議申し立て」をしたところ、迅速な対応が行われたという話です。

 私のこのブログは書きあげるとfacebooktwitterに投稿しています。少し前の投稿に対してfacebookから「コミュニティー規定違反なので削除します」と通知が来ました。問題になるような投稿ではないと思いながら、コミュニティへ規定を読んでみました。初めて読みましたが、「なるほど」と思うほど立派な規定です。これは納得できます。

 しかし、私の投稿がこれらの規定にひっかかるとはどうしても思えません。通知には2つの選択肢があります。「削除する」と「異議申し立てをする」です。「異議申し立てをすると」とどうなるのかと、少々不安を感じながらも、異議申し立てをすることにしました。

 でも、そのあとfacebookを見ると表示されています。不思議だと思いつつも、まあ、表示されているからいいか、とほったらかしていました。その後、通知が来ていたのでそれを見ると、時間順に次のようにメッセージが並んでいました。

➀「この投稿は、スパムに関するFacebookコミュニティー規定に違反しています」

➁「Facebookであなたの投稿の表示が再開されました。

  ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

  あなたの投稿を再度審査した結果、

  Facebookのコミュニティ規定に従っていることが確認されました。」

➂「決定への反対が表明されました
  ご協力ありがとうございました。

  この情報は今後の決定の改善に役立てさせていただきます」

 

 ➀のあとわずか5分後に➁が発信されていました。私はさらに30分くらい後に、➂を投稿していました。ということは、私が異議申し立てをする前にfacebookが再調査をして間違いを認めて公開したということのようです。

 まあ、異議申し立てをするまでもなかったことなのでしょうが、良い経験になりました。facebookがこういうシステムで不適切な投稿を削除していることもわかりました。これは良いことです。

facebookコミュニティー規定↓

https://www.facebook.com/communitystandards/integrity_authenticity

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

千葉商業高校との取組み

【授業研究】色々な協力をしてもらいながら千葉県立千葉商業高校の授業改善支援をしてきました。4月からは本格的に進めます。昨日はそのための打ち合わせに伺いました。ここでは、一定数のメンバーの授業改善を支援するということになりました。

 色々な学校の状況に合わせて、様々なアプローチをしています。全員一斉に始める学校、コアチームから始める学校、「課題研究・総合的な探究の時間」から始める学校、教科の授業改善から始める学校‥実に多くのバリエーションがあります。私はそれぞれの現場のリクエストにできるだけ柔軟に対応しようとしています。たぶんそれが良いと思っています。 こちら側から、特定のやり方を押し付けてしまうと、どうしてもその学校独自の問題と衝突してしまう気がするからです。

 このことは私にとっても大きなメリットがあります。様々な進め方を学べることです。私が現場の人間として直接、授業改善に取り組んだのは越ヶ谷高校だけです。そこで得たことはかなり大きいのですが、他の学校に関わり始めると、越ヶ谷高校はあくまで「1つの事例」でしかないことがわかってきました。

 そこで現場の管理職や先生たちと丁寧に話をします。普段の授業を丁寧に観察もしていきます。生徒たちと話すこともあります。それらの活動を通して「組織的授業改善の法則性」を探っていきます。このような活動は私にとってはとても楽しいことです。「研究対象である学校」の変化を通して、「指導者である私自身」が変化・成長していきます。弁証法ではこのような構造を「対立物の相互浸透」と言います。少しずつ、弁証法に対する理解も進んでいる気がします。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

送別会?新しい場のスタート?

【授業研究】大学の研究室の片づけはようやく最終盤に入りました。授業の引継ぎも並行して行います。あれこれ話しているうちに「終わったら飲みに行こうよ」という話になります。別の先生に会って「今日は飲みに行きます」というと「じゃ、俺も合流するよ」「いいですよ」「直前まで〇〇先生と一緒なんだけど誘ってもいい?」「もちろん」‥などのやとりりをしているうちに、人数が増えていきます。

 店に行ってみると全員で6名。「え、こんなに集まったの?」「小林さんの送別会だね」「大学で予定していたパーティーがなくなったからね」「あれはあれで改めてやろうよ」‥から始まって、新しい先生たちとみんなの紹介をしたり、仕事上の情報交換をしたり‥盛り上がってしまいました。

 別れる時は「また、小林さん飲もうよ」となりました。同席していなかった別の先生たちからも「4月以降でもいいから飲みましょうよ」と誘われています。私もビジネス社会のエキスパートの皆さんから得たいヒントも色々あります。ZOOMをはじめとして、授業で使えるツールやアプリを紹介したい側面もあります。

 とても楽しい退職間際です。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

グループダイナミクスの経験が役立つ

【授業研究】6年間の大学教授としての生活がそろそろ終わります。2度目の定年退職の気分です。60歳で高校教諭をやめる時には先行きについてかなり不安でした。(大学教授のお話をいただいたのは高校教諭を定年退職してからしばらくしてからの事でした)

 現在は67歳ですから、その時よりもしんみりした退職になりそうだと予想していました。しかし、現実はとても慌ただしくて賑やかで明るい退職間際です。色々なことを少しずつ書いていこうと思います。

 1つは新しい仕事のお話です。数年前に新しい授業について質問をいただき何度もリアルやオンラインで話し合った知人のAさんがいます。Aさんとはその後ほとんど会うことはなくなりました。たまにオンラインで挨拶を交わす程度でした。そのAさんから1週間ほど前に「少し手伝ってほしいことがあるのですが」と声をかけてもらいました。質問の内容は「オンラインで質の高いワークショップを実践するにはどうすれば良いか?」でした。

 チャットで何回かやり取りし、Aさんが取り組んでいるオンラインのワークの見学もし、ZOOMで話し合いもしました。その結果、私の経験はかなり役に立つことがわかりました。それはカウンセリングのトレーニングとして学習し続けていた「エンカウンター・グループ」です。一時期の私はこのグループダイナミクスに夢中になって取り組んでいました。その分野のトップの先生たちに直接手ほどきを受けていました。その時に学んだことで質問に答えられることがたくさんあることもわかりました。Aさんの依頼に応える「仕事」ができそうです。このことについても発信し続けることができそうです。

 4月以降の仕事も少しずついただいています。スケジュールも着々と埋まっていくのは本当にありがたいことです。同年代の友だちの大半は引退しています。悠々自適の生活を楽しんでいる友人もいます。「まだ働くの?」と言われることもあります。「私は働いているほうがたのしいからね。せっかく声をかけてもらえるうちは働きたいね」と答えています。ありがたいことです。

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。

私の資料に興味を持ってくれました

 【授業研究】逗子市教育委員会のスーパーバイザーの仕事の1つとして逗子市立久木中学校に伺いました。来年度、重点指導をする中学校なので計画を立てるためです。すでに独自の研究内容は決めてあるのでそれを尊重するのは当然のことです。

 私は講義をするわけでもないのですが、一応、資料を用意しておきました。質問対応に必要かもしれないと思ったからです。その中には最近私が提案している「授業パターン」と「基本スキル」の話も入っています。すると、研究チームのチーフが「この話に興味があるのですが、どういうことですか?」と質問してくれました。

 それを話すと全員がとても興味を持ってくれました。これはとてもうれしいことです。逗子市全体に対しても提案しようかとしているところなので、少し自信を持つことができました。 

◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は

 こちら→https://www.amazonこれを.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20190822064657p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。

  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。