書き始めると次々に‥

【授業研究】「アクティブラーニング入門3」を中心に書き続けています。「授業者を傷つけない振り返り会」を中心に取り上げています。すでに、雑誌に紹介したり、研修会で紹介してきたものではありますが、いずれの場合もそれほど多くの説明をするわけではありません。「何よりまずはやりましょう」の精神で、「振り返り会」そのものを実施することに重点を置いているからです。

 原稿を書き始めると、自分が伝えたいこと‥この「振り返り会」に込めた思いや、こまごまとした仕掛けがたくさんあることに改めて気づきます。書きたいことがどんどん増えていきます。一応、全体の「章立て」「各章の中の節の見出しとページ数」を決めて書いているのですが、どの節も予定ページ内に終わらなくなってしまいます。

 ひと通り最後まで書いた後に、各部分の整理をするつもりなのですが、かなりの部分を削除しながら整理することになりそうです。その方が文章としては引き締まった文章になることはわかっているので、その方が良いと思いつつも‥延々と先まで続く作業はなかなかしんどいものです。

 今年の私の仕事始めは1/5(金)の某高校の校内研修会、明日からです!頑張ります‥汗。

◎年明け早々のオープン講座「入門講座」のご案内です。申し込み受付中です。

 詳細は以下のURLからご確認ください。

 ・「アクティブラーニング入門5」授業体験+授業計画作成 

       2018/1/14(日)  13:30~16:30  東京・恵比寿

   http://www.kokuchpro.com/event/ALK0114/

 ・「アクティブラーニング入門6」授業改善と組織開発+模擬振り返り会体験 

       2018/1/28(日)  13:30~16:30  東京・恵比寿

    http://www.kokuchpro.com/event/ALK0128/

◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。→http://al-and-al.co.jp

◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

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単行本の原稿に集中し始めました‥

【授業研究】年末年始に2冊分の原稿を書くぞ、と意気込んでいたものの、それ以外の宿題が終わりませんでした。やむなく、あれこれを少しずつやっていたのですが、昨日で単行本以外の宿題は一応終了したので、単行本だけに集中し始めました。

 「入門3」の第1章は「授業研究委員会」立ち上げの話を紹介することにしています。そのプロセスが組織づくりのヒントにもなるからです。しかし、私にとっては10年前の懐かしい出来事をゆっくりと思い出すことになって行きます。

 まだ、「アクティブ(・)ラーニング」という言葉すら日本では誰も知らない時期に始めた授業改善でした。もちろん、批判や白眼視はありました。しかし、思い出してみると、私はほとんど辛い体験を思い出すことができません。なぜなら、同じようなことをやろうとしていた仲間との出会いから始まったとも言える体験だからです。

 仲間と出会い、色々な刺激を受けながら、自分の授業を作るアイデアを膨らませていました。ブームでもなかったので、外に出かけることもなければ、外にアピールしようという気もありませんでした。ただただ、越ケ谷高校の生徒のため、越ケ谷高校に勤務する自分たちのためだけを考えていた気がします。楽しい時間でした。

 そんな思い出を次々に思い出しながら執筆しています。書く作業自体は相変わらず、孤独でしんどい作業ですが、今回は今までになく楽しく書いているような気がします。授業改善の楽しさ、特に現場が組織的に取り組む授業改善の楽しさが伝わる本にしたいものです。

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教育相談研究会紀要の原稿

【授業研究】長年お世話になった埼玉県高等学校研究会の2018年度紀要に「原稿の依頼」をいただいたのは、昨年(2017年)の6月のことでした。「締切は12月いっぱい」でしたが、書けるのは夏休みくらいだと感じていたので、8月に提出。ところが、ページ数に間違いがあって、書き直すことになりました。当初1ページだったのが、数ページに拡大しました。これは私にとってうれしいことでした。教育相談・カウンセリングを学んでいる先生たちには伝えたいことが「山ほど」あるから、です。

 しかし、9月以降は研修会講師等が忙しくて、なかなかじっくりと各時間が取れません。結局、年末年始に入ってしまい、他の原稿の合間に書くことになってしまいました。実は、それほど時間がかかるとは思っていなかった原稿なのですが、書き直すたびに論点がずれてしまいます。珍しく、何度も全体を書き換える作業を繰り返すことになってしまいました。「冬休み当初にしあげる」つもりが‥「年内には仕上げる‥」に変わり、結局「年越え」。昨夜、ようやく書き終わりました。

 二転三転した理由は教育相談・カウンセリングを学んできた人たちに伝えたいことが多すぎるからです。書き始めると勢いで、あれもこれもあれもこれも書きたくなります。なにせ、それだけで1冊書いているくらいですから。(笑)。

 カウンセリング等を学んできた人たちが、もっともっと授業改善に取り組んで成果を上げて欲しいとつくづく思います。そして、カウンセリングの持つスキルや、土台にしている人間観を基に「方法だけではなく、考え方」を語って欲しいと思います。担当の先生にはこれから誤字脱字等のチェックをして、お送りします。遅くなってすみません。m(__)m

◎カウンセリングとアクティブラーニングについて書いた本はこちら。

 →「アクティブラーニングを支えるカウンセリング24の基本スキル」

   https://www.amazon.co.jp/dp/4866141018

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謹賀新年

【授業研究】明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

今年は以下を目標としています。

1 健康増進

 2年前の最悪の状態は抜け出しました。鍼灸治療や漢方薬治療に興味を持ち、あちこちをさまよっていました。最近になって、ようやくその両方の視点から診てもらえる治療院を発見しました。かなり信頼できそうです。

 西洋医学の視点に立つクスリや治療よりも、私にはこちらの方があっている気がします。1年間は続けていこうと思います。少なくとも5年後、70歳までは活動し続けようと思います。(最近、こっそり、かなり本気で狙っているのは「100歳まで仕事をする」です‥(笑))


2 「求められることが、やるべきこと」だと感じていると昨年も書きました。

 以下も昨年の通りです。

 〈昨年の引用〉とは言え、求められることの全てが良いわけではありません。

  この1〜2年間に「これはやらなくてよかった」「この人と別れてよかった」

  「この団体・グループから離れてよかった」と思うことがいくつもあり
  ます。その判断は結局は自分自身の感性によると思っています。

  経済的な損失があっても、自分の感性に合わないものはやらないでよい

  と思っています。〈引用終了〉

 上記の判断が正しかったと感じる事実がいくつか現象してきました。今年もこの指針で進んでいきます。「汝の道を行け、そして人をして言うに任せよ(ダンテ)」の精神です。 


3 新しいことにチャレンジします。まずは出版予定です。

 ・「アクティブラーニング入門3」(小林昭文著/産業能率大学出版部)

   組織開発をテーマに「授業者を傷つけない振り返り会」

   「授業見学用ワークシトート」等を丁寧に紹介します。

    4月か5月に出版予定です。

 ・「(仮題)すぐに使える! ワークシートで高めるコミュニケーション能力

    ~「主体的・対話的で深い学び」を促進する~」 

                 (小林昭文著/ほんの森出版)

   以前に出版して教科科目の授業を担任としてクラス指導の中で支える

   方法をワークシート付で丁寧に解説します。

    6月に出版予定です。

 ・「(仮題)図解 キーフレーズで再チャレンジするアクティブラーニング」

   (小林昭文監修/講談社)  

   講評の図解シリーズの第3巻です。発行時期未定。 7月か8月かな?

 ・「アクティブラーニング入門4」(小林昭文著/出版社未定)

   これは企画書も書いていないものです。条件が整えば緊急に取り組みたいと思っ

   ています。〈管理職・リーダーのために〉がテーマです。

 ・「(仮題)アクティブラーニング実践Ⅲ」(未定)

   私の方法を使い、私が継続的に指導して成功している高校・中学・小学校の

   事例を紹介したいと思っています。これは、2019年度の発行になると思います。

 

4 新しいことへの挑戦~その2です。

 ・いくつかの学校や教育委員会での継続指導を担当します。

  スーパーバイザーのような立場です。すでに決定して活動しているのは横須賀市

  横須賀総合高校です。それ以外の高校・中学・小学校でも引き受けることになりそ

  うです。これは私にとってもとても楽しみです。

 ・オープン講座へのチャレンジ。長い間、学校単位や教育委員会単位の

  セミナーばかりを担当していました。昨年末にオープン講座を数回担当して、

  その種類の講座のニーズを感じ、楽しさも感じました。

  今年はオープン講座に数多くチャレンジしたいと思います。

 ・企業との連携。ビジネス社会のことは未定部分が多いし、

  まだ発表もできないのですが、

  うまくいけばワクワクする取り組みになります。

  決定次第、逐次このブログでお知らせします。

 ・大学での授業もそろそろまとめたいと思っています。

  こちらでも、1~2冊出せたらいいなあ~と目論んでいます。(笑)

  大学での仕事もそろそろ終わりが近づいてきました。

  その次の活動基盤わどうするかも、検討する時期になってきました。

  色々な意味で、「次のステップ」への準備を始める時期になりそうです。

  今年もよろしくお願いします。

◎年明け早々のオープン講座「入門講座」のご案内です。申し込み受付中です。

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 ・「アクティブラーニング入門5」授業体験+授業計画作成 

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1,826日目!

【授業研究】このブログを書き始めたのは定年退職を間近に控えた、2013年1月1日でした。今日が連続1.826回目(260週6日目,60ヶ月目,5年目)になりました。

 コルブの理論に基づく「振り返りと気づき」は才能ではなく、技(スキル)だととらえている私は、この力を発達させる・/維持するために必要なのは、「繰り返し練習することだ」と考えています。

 空手の技の訓練の大半は「手足を動かすこと」を伴いますが、「思考の技・認識の技」は「アタマを動かすこと」が必要になります。この場合、アタマを動かすとは「言語活動」のことです。「認識の直接的現実性は言語である(マルクス)」からです。

 その言語活動は、「話すより書く」方が圧倒的に緻密です。練習効果も期待できます。更に。その書いた文章が「個人的な日記やメモ」と「他者に見せる発表原稿」では大きな違いがあります。言わずもがなですが、後者の方が厳しいものになり、それだけトレーニング効果は期待できます。

 こう考えて始めたのが、このブログです。始めた退職直前は、担任もせず、学年団にも所属していなかったので、授業だけに集中していました。2月になると2年生の授業が週に3回だけ。余裕をもってブログを書いていました。退職後の1年目もそれほど忙しいと感じることもなく、のんびり書いていました。翌年(2014年3月)、産業能率大学の教授に就任し、研修会講師が激増して、慌ただしくなりました。

 全国を移動しながらブログを書き続けるのは大変な時期もあります。ホテルで書く時間が無くなり、新幹線や飛行機の中から投稿したこともあります。「書かない日があってもいいさ」と思うこともありましたが、元・空手家としての感覚は、「毎日続ける」ことの大事さから抜けることができませんでした。

 空手の強さは、才能ではなく「練習量」です。私が強かった理由は簡単なことでした。人の何倍も練習していた、ただそれだけです。「振り返りと気づき」の力、論理的な思考力と文章力を高めたい私は、「練習量を増やす」「毎日練習し続ける」ただそれだけの方法しか思いつきません。65歳になると、ついでに「老化防止」のための練習でもあると思っています。

 ようやく5年です。まだ5年です。次は10年連続を目指してもうひと頑張りします。その時には、70歳になっています。読者の皆様が励みです。どうぞ、これからも、よろしくお願いします。

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 ・「アクティブラーニング入門6」授業改善と組織開発+模擬振り返り会体験 

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アクションラーニングとアクティブラーニング(2)

【授業研究】昨日の続きです。アクションラーニングは会議法です。チームで問題を解決するための会議の方法ですが、質問を中心として、メンバーの振り返りと気づきに重点を置いた方法です。そのため、問題解決と同時に「チーム学習」も行うことができるので、「チーム学習の方法」と定義されることもあります。

 元々はレグ・レバンス(英)の発明ですが、アメリカの企業が盛んに利用して、それぞれに作り変えているようです。私が学んだのは、ジョージワシントン大学大学院のDr.マーコードの発案による方式です。詳しいことは、以下のサイトを参照してください。

http://www.jial.or.jp/index.html

 私はこのアクションラーニングを学んで、これが授業改善の大きな力になると直感しました。しかし、元々、4~8人のチームで行う会議方法であり、各チームに一人ずつ「訓練されたアクションラーニング・コーチ」が必要です。これをそのまま授業に持ち込むことには大きな壁がありました。

 しかし、色々な工夫をしてこれを応用して、私は高校物理授業を作り変えることに成功しました。そのため、このような授業をうまくやるためには、アクションラーニング・セッションの経験がとても役立ちます。そこで私は多くの人たちに、アクションラーニングを勧め、できるこたならコーチの訓練を受けることを推奨しています。

 一時、大学で月イチのアクションラーニング学習会を実施していましたが、現在は様々な事情で中止しています。いずれ、別の形で再開するつもりでいます。その時は、このブログでもお知らせします。その時は、多くの皆さんに参加していただきたいものです。【この項終了】

◎来年の「入門講座」のご案内です。申し込み受付中です。

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    http://www.kokuchpro.com/event/ALK0128/

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アクションラーニングとアクティブラーニング(1)

【授業研究】11月12月に行った研修会のリフレクションカードが次々に届きます。その中に「アクションラーニングとアクティブラーニングはどう違うのですか?」という質問がありました。私がしばしばアクションラーニングの話をするので、混乱しているのだと思います。ここで少し、整理をしておくことにします。

 簡単に言えば、「アクティブラーニングは学習の質の表現。転じて授業方法や授業の考え方にまで用いられることがある」「アクションラーニングは会議方法」です。

 まずはアクティブラーニングから。意味も標記もばらばらです。文部科学省はアクティブ・ラーニング、溝上慎一先生はアクティブラーニング。私も「・」なしのアクティブラーニングを使用しています。

 溝上慎一先生の定義は以下です。「一方的な知識伝達型講義を聴くという(受動的)学習を乗り越える意味での、あらゆる能動的な学習のこと。能動的な学習には、書く・話す・発表するなどの活動への関与と、そこで生じる認知プロセスの外化を伴う」【出典「アクティブラーニングと教授学習パラダイムの転換」東信堂

 要するに、学習には「受動的学習」と「能動的学習」と区別することができると言い、その区別を「ただ聴いているだけ」よりも消極的な学習を「受動的な学習」と区別して、それより積極的な学習を「能動的な学習(アクティブラーニング)」と定義しました。更に、「聞いているだけでないなら、能動的な学習」と溝上先生は補足していました。この定義に基づいて、生徒に「アクティブラーニング」を引き起こす授業のことを「アクティブラーニング型授業(AL型授業)」と呼ぶことを提唱したのも溝上慎一先生でした。

 しかし、この定義をもとに色々な意見が出てきました。「聴いているだけでも、能動的な学習は起きている」「そもそも学習という活動は能動的だ」「話したり動いたりしていればアクティブラーニングだ」「いやいや、話していれば動いていればアクティブラーニングというのはおかしい」「ひとコマの授業の中でも先生が説明している時はアクティブラーニングじゃない」等々です。

 そこで、授業改善の実際の現場では「講義だけだとだめらしいからグループワークを入れよう」「ペアワークやグループワークがちょっとだけでも入っていればアクティブラーニングらしいよ」「体育や家庭科は身体を動かしているからアクティブラーニング。変える必要ないよね」「工業や商業の授業もいつも手を動かしているからアクティブラーニング」‥等々の意見が続出して、何がなんだかわからなくってきたという感じがします。

 そこで文部科学省はこの言葉を使うのをやめて「主体的・対話的で深い学びの実現」と表現しました。まずはこここまで。アクションラーニングについては明日取り上げます。【この項続く】

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       2018/1/28(日)  13:30~16:30  東京・恵比寿

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