【授業研究】今でも多くの校種で、
上級学校入試に向けての演習講座は、
どこでも同じようです。
つまり「問題用配布」→「各自で回答記入」
→「先生が解説」。児童生徒は黙っているだけ。
という形式です。
相談してくれた先生は、
「それでは能力の異なる
個々の児童に対応できない」
と悩んでいました。
私のアドバイスは以下です。
①2~3種類にレベル分けした問題を印刷した
ワークシートを用意する。
②解答解説も用意する。
③どの問題をどう勉強するかは、
児童生徒の判断に任せる。
(1人でやる、仲間とやる、解答見ながらやる、
解答は後で見る、先生に相談する‥)
先生の大事な役割は、
児童生徒の希望先を調べて、
それに応じた入試の過去問をピックアップして、
うまく配列することです。
そして、児童生徒の様子を丁寧に観察して、
適宜、介入することです。
これらは私が高校3年生の11月以降に
実践していた授業です。
生徒達にも大好評。
宿題も補習もせずに生徒たちの
大学進学実績は着々と向上していきました。
私が高校生に話していた「学び方」は以下です。
・高校生としての最後の時期ただから、
大学に行ってからの学び方を練習しなさい。
・自分の実力や特性に応じた学び方を選びなさい。
・特に仲間と協力して学ぶ学び方を身に付けなさい。
・そのことが大学に行ってから、社会人になってからの、
学び方の基礎になるからです。
・科学者としても社会人としても、
「チームで学ぶ力」こそ不可欠です。
こんなことを小学生にも上手に伝えて欲しいものです。
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