懐かしいデータ

【授業研究】出てきたデータは2009年のもの。ひょんなことから、私たちの活動に興味を持ってくれた東大教授から「大学院の研究会で取組みを発表して欲しい」と依頼がありました。そこで授業研究委員会全員で出かけて発表し、質問に答えた楽しい思い出です。

 私が越ケ谷高校に転勤して新しい授業を始めたのは2007年度のこと。それから3年目なのに、授業の形式が整い、成果も上がっていることがわかります。実質2年間くらいの実践としては我ながら驚くほどの早さです。

 授業研究委員会の実質活動開始は2008年4月でしたから、この発表はそれから1年半くらいの頃。そんなスピードで色々なことが展開していたのだと思うと、我ながら驚きます。発表内容を見ると、私の授業だけでなくすでに仲間たちが新しい授業に挑戦していました、新しい方式の「振り返り会」や「授業見学週間」も始めています。

 にも関わらず、私はそれほどバリバリ仕事をしていた記憶がありません。生徒たちと仲間に恵まれ、「働き方改革」も先取りして実現していたのだろうと思います。多くの学校が授業改善に動き出してもなかなか広がりません。それほど困難なことを私たちは楽々と楽しみながらやっていました。楽しい時代でした。

 と、しばらく想い出に浸りました。「アクティブラーニング」という言葉もまだ日本に入っていなかった時代のことです。

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