店員さんと雑談

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【授業研究】散歩の途中で靴屋の前を通りかかり、ウォーキング用の靴を新しくしようと思いつきました。最近買い物はほとんどオンラインなので、私にとっては珍しいことです。あれこれと眺めて、おおむね2つに狙いを絞り込んだころに女性の店員さんが声をかけてくれました。

「どうぞよさそうなものがあれば試着もできます。お気軽にお知らせください」
「あ、ちょうど候補を絞り込んだところです。
 これとこれを試着させてくれませんか?」
「はい。サイズはどれくらいですか?」‥
とやとりとして2週類を持ってきてもらいました。

 1足目を履き始めると「これは大人気なんですよ。これを履くと他の靴は履けないなんておっしゃるお客様もいらっしゃるんです」などと声をかけてくれます。「へー、そうなんだ。確かに足を入れただけでも感触が良い気はしますね」‥などとやりとりをしました。実は私にとっては、こんなやりとりをするのは珍しいことなのです。

 基本的に人付き合いが苦手な私は見知らぬ人に声をかけるのはあまりないことです。「立場上愛想よくしなければならないとき」か、「自分からその人に質問したいことがあるとき」くらいしか積極的に人に話しかけることはありません。

 2足を履き比べ、すぐに決めて、品物を受け取るまでの数分間、珍しく会話が続きました。昔の靴の話やコロナ禍での来店客の変化などの話題にも広がりました。私にとっては「我ながら珍しいことをしているなあ‥」と感じる数分間でした。

 珍しいことをしてることを楽しむ自分と、やっぱり「自分はあまりフツーの人とは言えないなあ~」と感じる自分がいました。

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