楽しい情報交換

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【授業研究】2年ほど前に九州の離島の高校の先生から首都圏の先進校訪問に行くので「お会いしたい」と依頼があり、大学でお会いしました。話が弾んだのでホテルに近い駅まで出て懇親会も楽しみました。その先生から久しぶりにメール。

 そこで話しましょうと呼び掛け、Zoomで話し合うことにしました。内容はまじめな話ばかりになりました。授業のこと、生徒指導のことなどです。現場で起きている具体的な問題を聴くことは私にとってはとても役立ちます。そういうことが起きる原因を考えたり、解決策を考えることが、仕事としての「組織的授業改善」支援の役に立つからです。

 具体的に2つの情報をいただきました。1つは「「言語技術」が日本のサッカーを変える (田嶋 幸三著/光文社新書)」を紹介してもらったことです。日本サッカー協会が優れた選手育成や子どもの指導や保護者に対する指導をしていることは、関係する人たちからの話を聴いて知ってはいました。しかし、本を知らなかったのでこれまで出典を示すことができませんでした。これは役に立ちそうです。早速、注文しました。読んだら、その骨子をこのブログでも紹介します。

 もうつ1つは「オープン・シェア革命」です。ダルビッシュや青山学院陸上部などの実践がNHKクローズアップ現代」などで紹介されているとのこと。ざっと聞いただけでもとてもよくわかります。ビジネス社会での「オープン・イノベーション」ともつながる発想のようです。これは組織的授業改善でも必要な考え方や手法になりそうです。

 久々に話し合って刺激と情報をもらいました。訪問しようとすると地方空港から更に島まで飛行機か船を使わないといけない相手です。時間と経費を考えるとなかなかお会いすることが困難です。それなのに、経費をかけずに話ができます。良い時代になったものです。楽しい時間を過ごせました。

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