キュレーターとしての役割も

【授業研究】三重県津田学園の授業改善の支援をしています。昨日はオンラインで行いました。オンラインで授業を数人で見学し、振り返り会もします。最近は教室にZoomに接続した数台の端末を置いて私はリモートで見学します。同じ学校の同僚の皆さんも職員室や準備室からZoomで見学します。教室には授業者以外の教員はほとんどいない状態になりますから、理想的な見学方法です。

 放課後は全体で研修会です。リクエストは「最近の国の動きや全国の学校の様子を教えてほしい」でした。そこでデジタルスクラップの新聞やネット記事と、対面やオンラインで仕入れた情報を整理して、オンラインで講義をしました。忙しい皆さんですから、なかなか新聞記事に目を通す余裕もないのでお役に立てたようです。新聞には載っていない色々な情報も私は持っていますから、これも喜んでもらえたようです。

 こういうことをしていると「キュレーター」としての役割も意識する必要があると感じます。私の独自の切り口で情報を伝えていくことも授業改善のお役に立ちそうです。そのためにも情報のデジタルスクラップをもう少し整理して、取り出しやすくしなければいけないと思います。

※キュレーター(英curator)は元々は「学芸員」という意味です。最近は特定分野や特定組織のために膨大な情報を収集・分析・整理して組織内部の人たちに提供する「専門職」として注目されています。以前は私が「そういう人がいればよいのに」と思っていました。大学を離れて時間の融通が少しは効くようになってきたので、自分がそういう役割を果たせるかもしれないと思い始めたということです。

※昨年秋から継続しているオンライン連続講座の案内は以下です。
◎「みんなのオンライン職員室」はこちら→ https://minnano.online/
◎「Find!アクティブラーナー社」はこちら→https://find-activelearning.com/
◎「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は
  こちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057744/

f:id:a2011:20200204054022p:plain

◎お問い合わせ、研修会講師等のご依頼はこちらへとうぞ。
  →akikb2★hotmail.com ★をアットマークに替えてください。