【授業研究】前日に引き続き沖縄です。西原高校でも生徒向け授業を見ていただいて、解説と質問を受けました。担任の先生は「おとなしい子がいるから、グループワークがうまく進むかどうか心配‥」と言っていました。物理の先生は「こんな難しい練習問題はうちの生徒には無理‥」と心配されていたようです。
しかし、実際には諦める生徒は1人もなく、最後まで話し合い、考え続け、みんなで満点をとることができました。その後も時間いっぱいまで質問をいただくことができました。
2日間続けて生徒向けに授業をすることは初めてだったのではないかと思います。私にとってはとても楽しい時間になりました。改めて強く感じたのは「難しい課題の重要性」です。背伸びとジャンプが必要な課題を出すことでトップは頑張ります。その雰囲気がクラス全体を活性化させます。それにより下位層の子どもたちも頑張ります。
課題だけではなく、丁寧な観察や、活動中の振り返りを促す質問による介入、更に活動後の振り返りを促すリフレクションカードなども不可欠の構造です。これらがそろえば子どもたちの学びは確実に活性化します。
◎新刊(7/1発売)のアマゾンはこちら↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4866141077/ref=sr
◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。