事務仕事に四苦八苦

【山田さんとの思い出➉】山田さんが亡くなってから約3週間が過ぎました。少し気持ちが落ち着いたら風邪をひきました。それもようやく回復してきましたが、次の問題は会社の経理です。11月が締めなので、11月までの伝票等の整理が必要です。

 昨日は出かける用事がなかったので講演会等の資料作りの合間に事務的な仕事を進めました。ところが私がやるとミスばかりです。請求書の金額は間違えるし、銀行口座の振込金額は間違えるし、現金で受け取った金額の計算が何度やっても合わないし‥‥いらいらするというよりは、落ち込みます。山田さんがいれば「そんなことは私がやりますから、小林さんは講演資料や本の原稿を作ってください」と笑うことでしょう。今でも天国で笑っているような気がします。「笑っていないで少しは手伝ってよ」と言いたいところです。会計以外の仕事についても山田さんに新しく頼みたい仕事があるのに‥なんでいなくなったの?‥ひどいなあ‥‥。

 「すみません」と山田さんの声が聞こえます。あ、いやいや、山田さんを責めているのではないのですよ。あなたは本当によく闘ったし、よくやってくれました。感謝しています。ちよっと愚痴っているだけだから。自分がふがいないだけだから‥。

 昨日は部屋に閉じこもっていたので、1日中、山田さんのことを思い出し、山田さんと話していたような気がします。振り返ってみると、山田さんが亡くなってから外出しない日は昨日が初めてでした。ずーっと仕事が入っていたからある程度の緊張を維持できたのかもしれません。

 休みの日はゆっくりと山田さんと会話ができそうです。[この項断続的に続くかも]