【授業研究】新しいイベントについて立て続けに宣伝しました。多くの方々からご協力をいただいています。ありがたいことです。今日はイベントの話はひと休み。
最近、「主体的学び」と「メタ認知」を意識しています。色々な理論書は「主体性を高める」ことと「自己をメタ認知」することの密接な関係を述べています。私が高校物理授業で編み出してきた「質問で介入」はそのことを実現するスキルの1つなのだろうと考え始めています。
そこで先週は大学の授業でこれを意識して働きかけてみました。すると、いつもなら「おしゃべり」で終わりそうなワークの雰囲気が変わりました。学生たちは「え?」「難しいよね」‥とつぶやきながらワークに取り組みます。
ひと区切りしたところでも、私は「今はどうできましたか?」「自分はどうできたか?、自分たちはどうだったかを振り返ってみてね」と問います。学生たちは「え?え?どういうこと?」「うーん、もやもやするなあ~」「むず‥」と頭をひねります。
終わってから、こういうワークは苦手だと言っていた学生が近づいてきて「先生、今日のワークは面白かったです。単なるおしゃべりじゃなくて、考えるということは難しいです。でも、勉強しているというか、トレーニングしているという実感があります。難しくて楽しかったです」と言ってくれました。
単なるおしゃべりではなく、質の高い学びにするコツがひとつわかりかけてきました。
※イベント概要です。拡散希望です。
1 イベント名称 Campusノートから始める授業改善
「主体的・対話的で深い学びをどう実現するか」
2 講師 小林昭文(産業能率大学経営学部教授)
3 日時 大阪 10月20日(土) 13:00~16:00
熊本 10月27日(土) 13:00~16:00
4 会場 大阪 コクヨ本社8階中会議室
熊本 尚絅大学
◎内容の詳細と申し込みは以下の「こくちーず」をご覧ください。
大阪 https://kokucheese.com/event/index/539397/
熊本 https://kokucheese.com/event/index/539415/
◎チラシは以下からダウンロードできます。
大阪 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer1/
熊本 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer2/