【授業研究】この夏、ある研究会で短時間の講義をしました。それを聞いていた関西の高校の先生が2学期から世界史の授業で私の授業モデルをほぼそのままに授業改善にチャレンジしました。先月は、偶々、その学校の近所に出かけることがあったので授業見学もさせてもらいました。パワポを使った短時間の説明、グループワークによる問題演習、確認テスト、リフレクションカード記入‥と全く私の物理授業と同じパターンでした。これには少し驚きました。
今まで理数系を中心に私と同じパターンの授業はたくさん見てきましたが、歴史の授業でここまで同じパターンを見たのはたぶん初めてだからです。中間テストの結果は、定着率向上とのこと。生徒のコメントは好評、生徒の気づきから先生の気づきも増えたとのこと。更に授業準備も「それほどではない」し、「何より授業中の負担はとても軽くなった」とのこと。
「実は、もともとは社会科でアクティブラーニングは無理だと考えていた。数学や物理など公式を理解して使えるようにする実技的な科目ではやりやすいだろうが、知識を伝達しなくてはならない歴史などでは無理だろうと思っていた」という先生が、実践して成功しているのはとてもうれしいことです。私にとっても貴重な実践になりそうです。
※イベント概要です。
1 イベント名称 Campusノートから始める授業改善
「主体的・対話的で深い学びをどう実現するか」
2 講師 小林昭文(産業能率大学経営学部教授)
3 日時 大阪 10月20日(土) 13:00~16:00
熊本 10月27日(土) 13:00~16:00
4 会場 大阪 コクヨ本社8階中会議室
熊本 尚絅大学
◎内容の詳細と申し込みは以下の「こくちーず」をご覧ください。
大阪 https://kokucheese.com/event/index/539397/
熊本 https://kokucheese.com/event/index/539415/
◎チラシは以下からダウンロードできます。
大阪 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer1/
熊本 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer2/