【授業研究】〈Campusノートから始める授業改善「主体的・対話的で深い学びをどう実現するか」〉という名称の新しいセミナーを12月までに全国で4~5回実施します。
[10/20(土)大阪,10/27(土)熊本,12/8(土)山形、時間はいずれも13~16時。沖縄検討中]
その詳細や申し込み方法は下段に紹介します。ここではこの新しいチャレンジに対する私の想いを書いていきます。
★★新しいチャレンジへの想い★★No3★★
《授業改善に必要なのは基本スキルとツール》
No2(10/7掲載)では授業改善には授業者の基本スキルの見直しが必要だと書きました。2007年に授業改善に着手した私は、生徒の演習の時間を増やすために板書・ノートの時間を削減しようと考えました。これが当時ようやく使われ始めたPC、パワポ、プロジェクターの利用につながりました。2004年ころから少しずつこれらの機器を使い始めていた私ですが、大きな問題を感じていました。
それはスライド送りをするために授業者がPCに貼りつかなくてはならないことでした。ワイヤレスマウスを使うとリモコンとして使えないこともないのですが、使い方はかなり困難でした。この問題をクリアしないと授業では使いにくいと考えていました。そんな時に、教育センターでパワポ等に習熟するための研修会講師をすることになりました。
と言っても私が機器の使い方を手ほどきするのではなく、コミュニケーション・スキルの視点からプレゼンスキルを教える部分を担当していました。研修会全体はパワポになじむことでしたから、私もパワポを使ってプレゼンすることにしていました。
当日、会場に早めにつくと担当の指導主事が「小林さん、面白い道具があるのですが、使ってみませんか?昨日、業者が持ってきたばかりでまだ箱を開けてもいないのですが、小林さんなら面白がるのではないかと思って用意しておきました」。以前、同僚として働いていた仲間なので私の性格をよく把握しています。
それが現在の「エアビーム(コクヨ)」の前身の商品でした。商品種別はまだ「マウス」だったような気がします。早速、封を切り、中身を出して説明書片手に使ってみました。PCから離れて操作できる!レーザーポインターも使える!‥びっくりでした。約30分間練習を繰り返して、本番の研修会でもスムーズに使え大好評でした。この時の経験が基になり、授業でパワポを使うならこのリモコンは不可欠と感じるようになりました。
このようにツールを見つけ出し、その使い方を開発していくことも授業改善には大事な要素です。ちょっとしたツールが授業改善のヒントになることもしばしばです。このような視点に立ったセミナーに今回は挑戦します。コクヨの商品以外も含めて、色々なツールを使って授業紹介をします。更に、色々な文房具・ツールを実際に手に取っていただきながら、授業でどう使うかのアイデアを膨らませていただけます。そんなセミナーです。ぜひ、ご参加ください。
※この商品(コクヨ・エアビーム)の詳しいことを書いた過去記事はこちら↓
http://a2011.hatenablog.com/entry/20170110/p1
※イベント概要です。
1 イベント名称 Campusノートから始める授業改善
「主体的・対話的で深い学びをどう実現するか」
2 講師 小林昭文(産業能率大学経営学部教授)
3 日時 大阪 10月20日(土) 13:00~16:00
熊本 10月27日(土) 13:00~16:00
4 会場 大阪 コクヨ本社8階中会議室
熊本 尚絅大学
◎内容の詳細と申し込みは以下の「こくちーず」をご覧ください。
大阪 https://kokucheese.com/event/index/539397/
熊本 https://kokucheese.com/event/index/539415/
◎チラシは以下からダウンロードできます。
大阪 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer1/
熊本 http://al-and-al.co.jp/kokuyoseminer2/