【授業研究】「書く」ことは「考える」ことです。書き続けると頭が整理されます。考えが深まります。
「アクティブラーニング入門(1)」では、私が授業改善に取り組んできた概要をさらりと書きました。「入門2」では「新しい授業」を支えるスキルについて書きました。
現在、執筆中の「入門3」は組織的に取り組む方法を具体的に展開しています。できることなら急いで出したいと思っている「入門4」は管理職・リーダーに向けて書きます。「入門3」を書く合間に「入門4」の「(仮)まえがき」と「(仮)目次」を書いてみました。その作業中に閃いたことがありました。
それは、全体を通して私が言いたいことは、生徒同士、生徒と先生、先生同士、管理職と先生(教諭など)‥そのいずれもが、「安全安心の場」を形成し、対等な立場での「対話的な学び」がいつでもどこでも起きている‥そんな場を作りたいというのが私の望みだということです。そういう場を形成すれば、おのずから「主体的な学び」を続ける個人が育ちます。生徒の中にも先生たちの中にも‥です。
その対話は「質問から」始まります。安全安心の場が維持されて、お互いの質問のスキルが向上すれば、「深い学び」を引き起こす質問が連鎖しています。こんな理想的な学校を私は描いています。
この考え方のメリットは、教科科目の授業スキルも、クラス・学年経営のスキルも、生徒指導・キャリア教育等のスキルも、全ての教育活動が同じ人間観の上に乗り、共通するスキルを使うことにあります。理解しやすく、スキルもマスターしやすく、生徒が身に付けたスキルは社会に出てからもそのまま役立つスキルになります。
数日間、書き続けた成果です。良い本を書けそうな気がしてきました。
◎年明け早々のオープン講座「入門講座」のご案内です。申し込み受付中です。
詳細は以下のURLからご確認ください。
・「アクティブラーニング入門5」授業体験+授業計画作成
2018/1/14(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿
http://www.kokuchpro.com/event/ALK0114/
・「アクティブラーニング入門6」授業改善と組織開発+模擬振り返り会体験
2018/1/28(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿
http://www.kokuchpro.com/event/ALK0128/
◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。→http://al-and-al.co.jp
◎「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477