中学校区コミュニティースクール

【授業研究】鳥取市立桜ヶ丘中学校に伺いました。2度目です。午前中は校内研修の2回目として「振り返り会」の紹介をしました。「越ケ谷高校授業研究委員会」が発明した、組織開発と授業改善を繋げる方法です。

 午後は桜が丘中学校区に所属する4つの小学校の先生たちも交えた研修会。2時間の講演会を行いました。夜は、このメンバーほぼ全員で懇親会。各テーブルは小中学校の枠を超えて配置され、みなさんが校種を超えて交流していました。

 この活動が始まってから、「小学校と中学校の対立がなくなった」「中1ショックがなくなった」などの効果があったとのこと。これは素晴らしいことです。コミュニティースクールと聞くと、各学校と地域のつながりととらえていた私ですが、学校と学校こそ、まずつながるべきだと感じました。

 懇親会では小学校の先生たちとも話すことができました。小学校4年生を担当している先生が「小林さんと同じ方法で授業やったら、とてもうまくいきました」と伝えてくれました。これは驚きの事実でした。ついこの前まで、中学校の実践も私とは関係なととらえていた私でした。それがこの数年の間に中学校でもほとんどかわりなく成功することはわかってきました。更に小学校4年生にも通用するのなら、私が実践してきた授業は、小学校から大学までどの校種でも通用する構造を持っていることになります。

 これは新しいチャレンジの大きなヒントになります。身体はくたくたですが、気持ちはとても前向きになりました。皆様、ありがとうございました。

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