【授業研究】昨日書いたように「入門3」は別冊も同時発売のような形で、2冊同時発売にして、理論と実践を立体的にカバーする方向で検討中です。
その話をした翌日に、ほんの森出版社から「例の本を作りましょう」と連絡が入りました。「例の本」とは「担任ができるコミュニケーション教育―中高校用プログラムとシナリオ例 (小林昭文著/ほんの森ブックレット) 2004/4/1」のことです。13年前に上梓した私の初めての単著なのですが、それほど注目されることもなく、増刷もなく、かなり前から絶版になっています。
しかし、この本が案外評判が良いのです。研修会講師に出かけた先で「この本をずーっと使っています」とボロボロになった本をみせてもらったことが何度かあります。「この本を買おうとしたのですが、絶版なんですね。残念です」と言われることもしばしばです。
そのせいかどうか、最近はアマゾンの中古で、2000円~5000円で販売されています。(定価は800円なのですけどね!) そこで、ほんの森出版社と「いずれリメイクしたいですね」と話してはいたところでした。
埋もれていた本をまた出せるのはうれしい限りなのですが、問題は時期と内容です。「入門3」も来年度当初に出版しようとしているのですが、ほんの森出版としては5月ごろに出すために、3月には脱稿して欲しいとの期限付きです。更に、こちらもワークシートが中心なので「入門3」とすみわけしなくてはなりません。
「入門3」は実質2冊同時発売を考えていますから、並行して3冊を書くことになります。これはなかなかの難題かもしれません。うーん‥どうしたものか。お盆休み中と休み明けに、それぞれと打ち合わせをして骨格を決め、すぐにでも書き始めることになりそうです。
講談社の「図解」シリーズの続編も考えましょうという話もあります。うれしい限りです。後期は大学の授業のコマ数が少なくてほっとしていたのですが、のんびりできるとは言えないようです。(笑)
「入門2」アマゾンはこちら→https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477