原稿三昧

【授業研究】土日に予定していたイベントが中止になったので、土曜日は骨休め。日曜日は1日中原稿に集中しました。これは絵本「これならできる!授業が変わるアクティブラーニング(汐文社)」の第2巻です。第1巻では、授業改善が必要な時代背景を子どもにわかりやすく説明したものです。合わせて、先生たちが子どもや保護者に説明するときのヒントになるように書きました。
 第2巻は主に私の授業形式を具体的に紹介しながら、子どもたちに「新しい授業」の狙いやその方法の一部を紹介しようというものです。特に「主体的・対話的で深い学び」を子どもたち自身が意識的に取り組めるように解説しています。
 更に、「新しい授業」に戸惑う子どももいます。その際に、子どもとしてはどうすべきか、自分たちで頑張る方法もあるし、自分たちだけでは手に負えないこともあるから先生や大人の力を借りましょう、と呼びかけます。或いは、「伝統的な授業」もまだまだたくさんあります。それらのタイプの異なる授業に対してどう対応するかなどを説明します。
 授業改善が成功するかどうかは、学校(教師)・保護者(地域)・子どもの三者がビジョン・バリュー・ミッションを共有することなしには実現できません。特に子どもたちを「黙ってついてこい」的に指導したのでは「主体的・対話的で深い学び」は絶対に実現できないと思っています。