長野高校教頭研修会に伺いました。

【授業研究】県立高校の副校長・教頭の全員がお集まりでした。100名を超える人数でした。基本は「入門講座」のプログラムですが、管理職の役割に重点を置いて話しました。途中質問に答えて話す中で、私は高校教諭の時代に多くの管理職に守ってもらったことを改めて思い出すことができました。
 私がAL型授業としての物理を始めたのは、もうやがて10年も前のことです。アクティブラーニングという言葉もありませんでした。そんな中ですから、周囲の理解が得られるはずもありません。今、振り返ってみると、管理職からも猛反対を受けていてもおかしくはなかったと思います。
 しかし、現実には多くの校長・教頭に守ってもらいました。私が直接間接に知っている事実も色々ありますが、私が知らないことも、陰で守ってもらっていたこともたくさんありそうだと思っています。もちろん、全管理職がそうだったわけではありません。一部の管理職には批判され、プレッシャーをかけられていたこともあります。しかし、多くの管理職が支援してくれていたのが大きな力になりました。勤務校以外の管理職から励ましてもらったことも多々ありました。あの時代に‥‥と思うと、不思議な気もしますし、改めてありがたい支援だったと思います。
 最近は管理職の皆さんの前でお話しさせてもらう機会も増えました。昨日の研修会で思い出したことを整理して、今後は管理職の言動が授業改善運動を大きく左右することがあることをより丁寧にお伝えできるようにしていこうと思います。