「まさに『入門』。これ1冊でAL授業を始めることができました」

【授業研究】拙著「アクティブラーニング入門」は発売以来3ヶ月を超えました。私は毎日、アマゾン・ランキングを見るという習慣が身に付いてしまいました。(-_-;)
  そんな中、数少ないレビューがまた1つ増えました。著者としては少し恥ずかしいくらいに高く評価してくれています。
「『これでいいのか』とアクティブ・ラーニングに前向きに取り組む勇気を与えてくれます。それは決して『こんなものか』という意味ではなく、小林先生が実践の中で磨き上げられた手法がシンプルにまとめ上げられているからです。この通りやってみようと思い、やってみたら、書いてあるとおりになりました。生徒の学習意欲を高め、学び方を学ぶ方法を示すこと(そして生徒が寝ないこと)を目的に構成された小林先生の授業の流れはもとより、リフレクションカードの重要性や質問で介入するアクションラーニングの手法などが掲載され、何度も読み返す価値のある本となっています」
  ここはうれしいですね。「ハードルを低くする」が目的の1つでしたから。そして「シンプルにまとめ上げてある」、これもうれしいです。余計なことをできるだけ言わない、書かない、がモットーです。そして、「何度も読み返す価値がある」は最高にうれしい言葉です。そんな風に読んでいただいていることに感謝申し上げます。
  更にレビューは続きます。
「この本を読んでALを始めて3ヶ月。授業参観にきた同僚が『奇跡の授業だ』と感想を言いました。
 読んで真似をするだけでこれだけの効果を出せるほど磨き上げられた技術が惜しげも無く記載されているこの本こそがまさに奇跡であると思います。先行する著書も多くありますが、まずはこの1冊でアクティブ・ラーニングを始めることが可能です。そして自ら実践した後で、この本に書かれている内容のさらに深い意味を学習していくことになるのではないでしょうか」
 こ、これは、うれしいですけど‥ちょっとほめすぎです。(笑)。‥というより、これは投稿しているこの先生の授業スキルの高さによるものだと思います。これまで培ってきたスキルや、考えていたことが、私の本がきっかけになって、急速に整理され、磨き上げられたということだと思います。
 私の本がやっていることは言わば、ファシリテーションです。読者の皆さんの授業改善の意識を高め、具体的な行動を始めるきっかけを作る、すなわち、変化を促進するということです。その実践の成果は拙著の力ではなく、読者=授業実践者の力です。そのきっかけをつくるという点で皆さんのお役に立っていることはとてもうれしく思います。投稿された、Gさん、ありがとうございました。