アクティブラーニングに多方面が注目しています。

昨日は、新潟に出かける予定がキャンセルになったために、「オフにしよう!」と決めていたのですが‥なかなか‥。午前中に打合せを2つこなし、午後は出版社の訪問を2つ受けました。1つは学校教育をテーマにしたムック本の一部に掲載するためのインタビューでした。具体的には「アクティブラーニングが広がっていくときに、家庭で親、特に母親の役割は?」というものです。
 これはとてもうれしいテーマでした。私は、授業改善は国民運動にしていかなくてはいけないと思っています。その視点からは、自分が受けたことのない授業を子供が受けているのを見守る母親の理解と支援はとても重要だからです。約2時間、大いに語りまくりました。(笑) どんな記事になるのか楽しみです。
 その次の出版社からは、「小学校中学年から中学生向けに本を書いて欲しい」という依頼でした。最初、「え?」と戸惑った私です。しかし、「確かに教育を受ける主体である子供たちが、自分たちがどういう教育を受けているかを理解して、その主旨に沿って学ぶことは大事なこと」と思いました。更には、「その説明が、先生たちが子供たちに説明する時のヒントになります」と言われて、「なるほど!」と膝を打ちました。
 来年1年かけて書くくらいの長いスパンであることもありがたいので引き受けることにしました。子供に何を語るか、どう語るか、相当難しいことです。これは、来年の最大課題になりそうです。
 こんな風にアクティブラーニングが様々な方面から注目され、色々な人たちに啓発しようという動きがあります。現場で授業を実践している人たちには追い風です。追い風になるように私も発信していきたいと思います。
※そのせいかどうか、拙著「アクティブラーニング入門」は一時全体で2000番台に下がり、「学習指導」分野でも5位まで下がっていたのですが、今朝見たら、再びトップです。全体で700番台に再浮上です。みなさまの応援のおかげです。ありがとうございます。