次の課題

【授業研究】昨夜、沖縄から名古屋入りして、今日はこれから「アクションラーニング・セッション」体験会です。愛知・岐阜・三重の先生たちが集まります。半ば実験的な学習会です。講師の時間があり、移動(最近は音楽鑑賞を始めました(笑))・睡眠の時間が続くと、考えます。次の課題、2つです。
 1つは、アクティブラーニングの定義(溝上2014、ブログ2014/11/09を参照してください)のそのあとです。アクティブラーニングとは何かはわかりましたが、では、「学習する」とは何かです。どういう体験があれば「学習なのか?」です。
 私は以前から、ここはコルブの経験学習モデルが良いととらえています。簡単に言えば、「体験する」→「振り返る」→「気づき」→「再計画する」→(体験する)というサイクルを回すことです。
 2つ目の課題は、「気づきを促す視点は何か」です。ALセッションの振り返りの視点はかなりコーチの判断に任されています。AL型授業における授業者の振り返りの視点もかなり主観的です。ここに注目しました。
 それは、コンピテンシーなどで言われる3つの視点です。つまり、「対課題、対人、対自己」です。これらのそれぞれの視点にもう1つ「過程(変化)」を意識させるとよさそうだと気づきました。今日これからの学習会で試してみて、みなさんの意見を聞いてみようと思います。