【授業研究】
研修会続きです。そんな中で大きな気付きを得ることもあります。「高校物理授業体験」の振り返りを各グループでしてもらっているときの会話です。
「席、自由っていいかもしれないね」
「普通は、リーダーやサブリーダーを考えてグループをつくれと言われるよね」
「そうそう。教育実習の時や研究授業でよく言われたよ」
「これやると『僕は教えてもらう人』という甘えが子供にできるかもしれないなあ」
「そうそう。そう思ったよ」
「自由にすれば自分で考えて選ぶから、反応が変わりそうだよね」
「うん、誰もわからないとしても、それは自分で選んだからね」
「しかも、『立ち歩き自由』の原則があるからどこかに行けばいいしね」
「俺たちが手をかけて作りすぎているかもしれないなあ」
「うん、そう思う。自由にさせると子供たちは考えて動けるようになりそう」…
この会話は私にらとっても大きな気付きになりました。席やグループの決め方は状況に応じて色々だとは思いますが、「決めてあげること」の弊害も知っておくことは大事だと思いました。
