沖縄の問題ひしひしと。

【授業研究】沖縄で多くの人にお会いして、考えさせられることがたくさんあります。管理職や指導主事などの役職にある人に伺うと、すぐに出てくるのが「沖縄の学力が低い」ことです。「25年間、色々なことをやってきたが全く変化しない」と言った指導主事の方の苦悩は深いと感じさせられました。
 また、離島の問題があります。ワークショップで名刺交換した方の中には勤務先が「○○小中学校」となっている方がいました。聞けば、小学生1人、中学生1人の学校だとか。職員も校長先生1人、教諭1人、養護教諭1人とか。研修等の出張にも行けず、年休もとれないという状況とのこと。もちろん、本島との行き来も船や飛行機を乗り継いでとなります。これは大変なことです。
 そんな沖縄の先生たちに、「小林さんの方法は沖縄を救える」と言っていただくことが何度もありました。実際にそれほどの効果があるとの自信はありません。しかし、それに応えられるようにメソッドを整備したいと強く思いました。私が離島の全てを回ることはできませんから、指導できる人・伝達できる人を育成したいと思いました。必要なデータ等はオープンにしたいと思いました。ビジネス上の様々な問題もありそうですが、検討していくつもりです。