今年度から「アクティブラーニング」に取り組んでいる他校の先生から興味深いメールをいただきました。
以下はそのメールからの引用です。
‥現在も継続中ですが、私は授業の始めと終わりに、号令係による挨拶をしています。
小林先生の授業では、挨拶がありませんでした。
最近、授業のチャイムが鳴ってからも、生徒たちの問題演習の話し合いが続いていることが多く、終わりの挨拶をすることが学び合いを断ち切っているように思えてきました。
授業と休み時間のメリハリをつける意味で挨拶をしてきたわけですが、ここにきて私自身考えを変える必要があるのかなと、最近思うようになりました。
学校では当たり前になっている、始業と終了時の「起立、礼」が生徒の学習にブレーキをかけているかもしれないということに気づいたということです。
だから、「起立、礼」を廃止しろとは言いませんが、今まで当たり前のようにやっていたことが、アクティブラーニング型の授業を始めると違って見えてくることがあります。
そういう「気づき」を大事にしていくことが、教師の学習と成長を支えることになると思うのです。