訃報(山田香織さんが亡くなりました)

 私の秘書として約4年間一緒に仕事をしてきた山田香織(本名:神田香織)さんが先日亡くなりました。納棺、告別式の日程は以下です。

式場:福祉葬祭 朝霞営業所
電話:048-471-7979
住所:朝霞市浜崎3-8-14
日程
納棺:11月22日(木) ご焼香可能な時間帯は17時〜18時です
告別式:11月23日(金) 11:30〜12:30
出棺:同日 12:30頃
火葬場到着:同日 13:00頃〜

喪主:神田 暁さま(香織さんのご主人)

 残念です。私は明日の告別式に出席して最後のお別れをしてきます。

 

鳥取市立桜ヶ丘中学校に伺いました

【授業研究】昨年度から関わっている学校です。大発見がありました。私が提案する授業方法と、名城大学の曽山和彦先生が提唱している「短時間クループアプローチ」を組み合わせて、授業改善に取り組んでいるのです。この2つはとても相性が良いと感じました。たくさんのメリットがありますし、教員の負担も軽く、効果も高いと言えます。

 私が関わっている色々な学校等に紹介して取り込んでみようと思いました。詳細は少しずつ書くことにします。

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ホテルでオンライン会議

【授業研究】昨日は午前中の河合塾コスモ名古屋の授業のあとに鳥取まで移動しました。その直後にオンライン会議。私を含めて3人のスケジュールがなかなか合わなくて、こうなりました。参加した方の1人は校内の職員会議終了後に職場から参加です。もう一人の方は出張先の小部屋を借りて参加です。

 私は出先での参加も、ノートPCでの参加も初めてでしたが、簡単にアクセスできてトラブルもなく、1時間の会議が終了しました。改めて便利な時代だと感じました。

 会議の話題は来月初めて伺う学校での校内研修会の打ち合わせです。状況を伺うとなかなか授業改善が進まないとのこと。「なぜ授業改善が必要なのかを参加者全員が納得できるようにしてほしい」「まずは第一歩を踏み出す気になるようにしてほしい」との依頼です。このリクエストはどこに行って聞くことのような気がします。逆に言えば、ここを乗り越えることか「最初の一歩」なのだという気がします。

 新しい試みも入れた計画が立ちました。これを実施するのも楽しみになってきました。

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「振り返り」「メタ認知」‥指導スキルは?

【授業研究】e-ポートフォリオの学習会で気づいたのですが、何度も「振り返り」「メタ認知」という言葉が出てきました。最近は「総合的な探究の時間」でも「カリキュラムマネジメント」の話題にも登場します。

 これらの動きは私にとってはうれしいことです。2007年に物理授業を大幅に改善した時から私は「対話」を軸にし、「コルブの経験学習モデル」を基礎にして、「振り返りと気づき」を重視してきたからです。この構造は「メタ認知」と同じものです。

 当時はこれらの言葉は多くの方になじみがなかったので、解説するときにはあまり使わないようにしていたのですが、これだけ広がってくると使いやすくなりました。これもうれしいことです。

 しかし、同時に気になることがあります。それは基礎理論が異なることと、子どもたちが「メタ認知」や「振り返り」をする力をつけるための指導スキルが話題にならないことです。基礎理論の違いとはPDCAをベースにすると「振り返りと気づき」や「メタ認知」はどうもしっくりこないということです。「コルブの経験学習モデル」の方がしっくりするのですが、このことはあまり話題になりません。

 もっと重要なのは指導スキルです。授業者自身が自らを「メタ認知」する力を訓練できていない気がしますし、ましてや子どもや子どもたちにその力をつけるための指導スキルについてはほとんど論じられていません。「メタ認知しなさい」と命令しても何もできるはずがありません。「振り返りなさい」「気づきなさい」と指示をすれば強制になり、本来の意味での「振り返り」も「気づき」も生まれません。

 この1年間くらいの研究で私はそれらを実践的にも理論的にも解決しつつあると自負しています。研修会講師で伺いながら、その話を少しずつしています。「よくわかった」とリフレクションカードにコメントをいただくと嬉しくなります。これからは、このあたりに重点を置いた話を進めたいと思っています。新しい課題が見えてきました。

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eポートフォリオの学習会

【授業研究】都立町田高校で行われた標記の研究会に出席しました。何回か研修会講師で呼んでいただいている際につかんだ情報だったので、校長先生に許可を得て潜り込むことにしました。こっそり隅の方に潜り込むつもりだったのですが、先生たちにも顔なじみなのですぐに見つかり、「校長室にどうぞ」と案内されることに。

 おかげで、講師の方や都の教育委員会の皆さんともご挨拶をし、学習会の後の懇親会にも合流して深い情報交換をすることができました。私が現役の高校教員だった時には聞いたこともなっかた「eポートフォリオ」です。あちこちの現場からは事実ともフェイクとも判断が付きにくいうわさ話が横行しています。授業改善の研修会講師として伺た際にこの「eポートフォリオ」や「総合的な探究の時間」に関する質問もいただきますが、これまではノーコメントにしておきました。

 町田高校では「探究の時間」に対するチャレンジも進んでいます。これまでに見せていただいてきたこと、メリットやデメリットや課題も様々なポジションの方々から聞いてきました。今回の「eポートフォリオ」も「探究」を重視していて、それを中心にデザインしていることもわかりました。

 同時に私が得意としてる「教科科目の授業改善」や「生徒指導・キャリア教育」の視点からは問題点も見えてきました。私が教員の立場だったら、授業者として担任としてやりたいことが色々と出てきました。これらのことを現場でお伝えしながら、今後の研修会講師としての内容を深いものにしていけそうです。

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学生たちはすごい!

【授業研究】学生たちとの面談の時間がなかなか取れず、ようやく大学祭の準備で授業がない日をつかってほぼ終了しました。入学して半年以上を経て2度目の面接をすると彼らの成長をひしひしと感じます。

 来年度からの留学を決めてきた学生はあらゆることを自分で決めてきて、私の仕事は「ハンコを押すだけ」でした。入学時には何をしたいのか「わかりません」と言っていた学生が、「〇〇に興味が出てきたので勉強し始めました」と元気になっています。将来に向けて計画的に異なる職種のアルバイトを体験している学生もいます。「先生、おつかれさまです」と言って缶コーヒーの差し入れを持ってくる学生もいました。「親に教えてもらったの?」と尋ねると、「はい、いつも他の人に気を配れと言われてきました」との返事。親の教育を素直に受け止めていることに驚きます。

 ‥‥そんなあれこれを楽しめる学生との面談でした。これから、どんなに成長していくのか楽しみです。

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群馬県立桐生工業高校に伺いました

【授業研究】昨年に続いて2回目の訪問でした。質疑応答を中心にすると現場の皆さんの興味関心に焦点が当たります。この日は生徒指導と授業改善に重点が当てられました。私が提案する授業では生徒指導や授業規律(学習規律)が崩れるのではないかという不安です。

 確かに私の物理授業では「起立礼はしない」「おしゃべり、立ち歩き自由」「授業者は叱ったり怒鳴ったりしない」‥ですから、「滅茶苦茶になる」と不安になるのも仕方がないことです。しかし、「主体的・対話的で深い学びの実現」は総則にあります。生徒をペナルティーや褒美で釣るのではなく、安全安心の場を維持しながら、管理も規律維持も両立させることが必要です。私の授業では色々な手立てを講じてそれらを実現していました。

 それらの話をしながら、「荒れる学校」に勤務していた時の生徒指導にも話題は広がります。「荒れる学校」で生徒たちを力で抑える指導ではなく、ビジネス理論やカウンセリング・スキルを応用した生徒指導は、中退者激減、問題行動激減などの実績を上げました。担任指導も大きく変えて、私のクラスではほとんど退学者はいなくなりました。

 これらの話だけでみなんさの生徒指導がすぐに変わるとは思えませんが、少しはこれまでの生徒指導を見つめ直すヒントになるとうれしいものです。

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