そんなに感動してもらえること?

【授業研究】ある学校の研修会に出かけた時のことです。別の学校から参加された方は、私に「参加できるセミナーはないですか?」とメールをいただいたのでこの学校の情報を提供したことがきっかけでした。この学校の校長先生からも以前にメールをいただいて、詳細を伺うために電話を差し上げたことが研修会につながるきっかけになりました。

 校長室で出会ったお2人は「小林先生にメールしたら、すぐにこの学校のことを知らせてもらえて、ここにくることができました。まさか、すぐに返事がくるとは思ってもいませんでした」と言います。校長先生も「同感同感。私もメールの直後に電話をいただいてびっくりしました。普通、電話なんかもらえませんよ」と返します。

 このようなことをしばしばいわれます。私はフツーに時間があるときにはメールに返信したり、必要な時には電話をしているつもりなのですが‥。何かとても「偉そうな人」「遠い人」になっているのでしょうか?どうぞご心配なく。HPからの「お問い合わせの」のメールでも、私宛の直接メールでも概ね返事を差し上げています。私の代わりに秘書のYさんが返事をすることもあります。

 どうぞ、ご遠慮なくメールなどをお寄せください。ごくまれに見過ごすことがあります。1週間たっても反応しないときは何か私がミスとしています。ご遠慮なく、もう一度メールをください。

◎9/23(日)みくに出版主催セミナーの案内はこちら。

 ・日時 2018年9月23日(日) 10:30 - 16:00
 ・渋谷区恵比寿西2-3-14 みくに出版セミナールーム  

  https://www.facebook.com/events/1238780612931513/

◎新刊(7/1発売)のアマゾンはこちら↓

 https://www.amazon.co.jp/dp/4866141077/ref=sr

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◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。

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凄い人たち

【授業研究】全国を研修会講師として飛び回っていると、すごい人たちにお会いします。私の話をみんなで聴くよりも、その「すごい人」の話をみんなで聴く方が良いのではないかと感じることもしばしばあります。

 最近、出会ったすごい人を2人記(しる)しておきます。

・ろう学校長のA先生

 以前に呼んでいただいた高校では教頭先生でした。今回呼んでいただいた高校の近くのろう学校長に就任されて2年目でした。なんと、ろう学校の先生たちを数人引き連れて研修会にご参加でした。そのうちのお一人は聴覚に障がいをお持ちでした。すると、このA校長自ら手話通訳をしてくれました。あとで聴けばろう学校長になってから学んだとのこと。これだけでも凄いと思っていたのですが、私の研修会に他の先生たちを引き連れて参加した理由は「小林さんの授業改善の考え方は、ろう学校でも必要なことだから」と力説されました。この考え方と説明に感動しました。この先生のお話は私が監修連載している「月刊高校教育(学事出版)」の「管理職のためのアクティブ・ラーニング入門」の10月号に書いてもらうことにしました。読む機会のある方は参照してください。

・複式学級担任のBさん

 少し前に富山県の小学校の先生からメールをいただきました。拙著を読んでいただき「ぜひ直接お話を聞きたい。参加できる研修会はありませんか?」との内容。比較的近かった先日の射水市立新湊南部中学校の研修会をご案内したところ、手続きをきちんととって遠方からご参加でした。

 お会いしてびっくりしたのはまだ三十代後半の若い先生だったことです。しかし、実践していることやそれを語る話し方はとてつもない実力を感じさせられました。「小林さんが考えていることは複式学級で実によくあてはまるし、その考え方に基づいて実践すると確実な成果が上がる」と語る熱意にも驚きました。へき地教育の研究会ではその実践を発表するとのこと。

 私が彼の年齢のときには、まだ空手家の尻尾を引きずりながら高校教師として五里霧中の状態でした。差を感じました。Bさんは10年後20年後にどんな教師になっているのか、良い意味で恐ろしいと感じました。

 

 全国的に有名な教師もたくさんいます。一方で現場で毎日地道に活動している有名ではない「すごい教師」もいます。私は後者の先生たちに共感します。これらの人たちを全国区にデビューさせることではなく、これらの人たちを地域の先生たちとつなげるきっかけをつくり、継続的に支援して「手放す」‥そんな活動をいずれはしたいと、最近感じています。

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午前午後の研修会

【授業研究】富山県射水市立新湊南部中学校の研修会講師を務めました。夏休みを利用して、午前3時間午後2時間半の長時間研修の講師を務めました。

 すでに、授業改善を進めている方もいます。色々と悩んでいる方もいます。その中で、授業体験と振り返りを含めて、様々なことに言及しました。最近の私の発見や気がかりである、「担任活動の重要性」や「教師のキャリア発達」などについても言及しました。先生たちからは多くの質問をいただき、かなり熱いやりとりができたという気がします。この中学校のこれからの変化が楽しみです。

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富山に移動

【授業研究】本日(7/30月)の研修会に備えて、昨日のうちに富山に移動しました。当初、台風12号の進路予想は北陸直撃でしたから、心配していたのですが、問題なく移動できてほっとしています。

 今回の目的は射水市立新湊南部中学校の研修会です。4月に短時間の研修会を行い、学校としては少し動き出したところです。でも、充分な指導をすることはできていないので、今回が本格的な研修会ということになりました。

 昨夜は管理職の先生たちと食事をしながら情報交換。色々な変化や問題的も見えてきました。本日は夏休みを利用した午前午後の研修会です。どんな内容になるか、どんな質問をいただけるのか、楽しみです。

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「よく一緒に‥」

【授業研究】新刊「すぐ使える!」のアマゾンランキングは一旦、10万番近くにまで落ちたのですが、再び5千番台に戻っています。なかなか健闘しています。そのページの「よく一緒に購入されている商品」に以下の3点が紹介されていました。

 なるほど!これはうれしい取り合わせです。授業改善を「担任の観点から」「スキルの観点から」「カウンセリングの観点から」、それぞれ取り上げている拙著が並んでいることになります。

 現在執筆中の「入門3」は「組織開発或いは教員同士の対話の観点から」取り上げることになります。私の著作がこのように明確に観点を変えて論じていることを意識しながら読んでいただけると面白いと思います。

f:id:a2011:20180729061713j:plain◎9/23(日)みくに出版主催セミナーの案内はこちら。

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「入門3」の打ち合わせ

【授業研究】「アクティブラーニング入門3(小林昭文著/産業能率大学出版部)」は遅れ遅れになっていますが、8月中には脱稿できる見通しが立ってきました。一昨日は、出版部の編集の方とワークシートの付け方について打ち合わせをしました。

 「入門3」のテーマは「組織的に取り組む授業改善」です。私は高校物理授業改善にも「対話」を重視し、アクションラーニングなどのビジネス理論やスキルを応用してきました。越ヶ谷高校授業研究委員会が編み出した「組織的に取り組む授業改善」の方法も、同じ発想に立っていました。「上から言われて」「やらされる」のは長続きしません。教員同士の「対話」を重視したやり方をすることが長続きすることになるし、組織的な成功が、個々人の「主体的な学び」を促進するととらえていました。

 ただ、このような考え方を何回語ったり書いたりしても組織のメンバーには伝わりにくいものです。そこに役立ったのは私が「担任活動」や「キャリア教育」のために開発していた「ワークシートを用いたグループワーク」の方法でした。このワークシートは「ただ書くため」のワークシートではなく、グループワークのスキルを入れ込んだものです。これを使うことでスキルや考え方が徐々に浸透していきます。

 そのため「入門3」ではワークシートをどう提供するかが大きな課題です。A4サイズののワークシートを実物大で提供することになり、本誌のサイズをこれまでよりひと回り大きいA5サイズにして、A4サイズのワークシートを二つ折りして挟み込むという斬新な方法にチャレンジすることになりました。提供するワークシートの枚数や体裁も確定しました。

 8月中旬の10日間ほどは完全に「引き籠り状態」になって書き上げるつもりです。この引き籠り状態は私は結構好きです。1日中考え続け、書き続ける‥のは身体は少ししんどいですが、考えるのが好きな私には楽しいことです。

 10月には発売できると思います。ご期待ください。

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印象に残るうれしい講師依頼

【授業研究】最近、時々、理科研究会からの講師依頼があります。私は自然科学研究や科学教育こそ「対話(弁証法)」が必要だと感じているので、これはとてもうれしいことです。昨日も同様の依頼がありました。

 「第1案」として提示された秋の日程は別の出張が入っていて伺えそうにありません。そこで前後一ヶ月くらいを探して伺えそうな日を返事しました。どこかで調整してくれると良いなあと思っていました。

 するとしばらくして秘書のYさんからfacebookのメッセージが届きました。「さっきのメールのお返事、間違えていますよ。ご依頼は今年の秋ではなく、来年の秋の話です。今のところ空いていますからお受けしましょう」。

 え?改めて依頼メールを読み直してみると「平成三十一年度(2019年度)」とあります。しまった‥。大失敗‥。とても恥ずかしい気持ちになってしまいました。すでにYさんは訂正のメールを出してくれていましたから大事にはなりませんが‥。

 それにしても、約1年半も先の依頼をいただくとは‥。滅多にないことです。しかも、「平成」は2019年4月30日で終わることになっていますから、平成に続く新年号の依頼はこれが第1号ということになります。そう考えると何かとてもうれしい気持ちが沸き起こってきます。恥ずかしい勘違いをしたものの、印象に残る特別な依頼となりました。

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