「ALとレクチャーは対立項ではない!」

【授業研究】昨日は教授会の後でFD(大学の教員研修会)でした。テーマは「アクティブラーニング」。その中で印象に残っているのは、「今までアクティブラーニングとワンウェイの講義を対立項として取り上げていたのは、間違いでした」とリーダーのS先生が説明したことです。
 この発言はとてもうれしいことです。私の高校物理が「講義(15分)→問題演習(35分)→振り返り(15分)」に対して、「アクティブラーニングは35分ですね」と言われることがありました。私はこれに不満でした。なぜなら、どの時間にも生徒たちは一生懸命に考えているからです。更に、この構成は相互にそれぞれの段階を活性化するように、たくみに構成してあります。その上に立って、必要な介入スキルも編み出しました。それら全部の結果が、「居眠り解消」「成績向上」「進度向上」などの成果だったと思っています。
 今後の授業改善が、新しい視点で進むことになるのだろうと期待できました。