【授業研究】最近「リスキリング」という言葉に注目していたのですが、強烈な言い方が出てきました。《技術的失業》です。ICTスキルなどを中心に、リスキリングを継続しないと失業してしまうということです。(*1)
他の国は「国民を守るために」、リスキリングのための予算を大幅に増やしているのに、日本は主要国の中でも遅れているといいます。コロナ禍の中でのオリンピック開催は「国民の命を危機にさらしている」と批判がありました。それは確かですが、リスキリングに力を入れないことも「国民の命を危機にさらしている」ことになります。
国が守ってくれないなら自分の命は自分で守る必要があります。特に中高年の学校の先生たち、再任用中の先生たちに警鐘を鳴らしたいところです。教員採用の要件に「講義動画を作成できる」「オンライン授業を1人で操作できる」などが入ることになる可能性大です。いきなり「やれ」と言われても対応できません。
昨日(8/11)の記事に書いたように私が動画編集に「慣れてきた」と感じるのに1年かかりました。「100年人生」を楽しむためにも、早めに「新しい授業」や「ICT機器の活用」などにチャレンジしてほしいものです。
(*1)2021/8/11i日本経済新聞
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