専門学校の研修会打合せ

【授業研究】関西で行われる某専門学校の研修会講師を引き受けてメールのやり取りをしながら準備をしています。すでに、この専門学校グループには何回か呼ばれているので、私の授業モデルを指導的な立場にある方はご存知です。その上で、現場でも少しずつチャレンジが始まっています。その意味では、着々と授業改善を進めている学校である気がします。

 今回も私の講演部分の後に、体験授業をする時間が設けてありました。当初予定は私は講演だけで退出することになっていたのですが、そのあとの体験授業の内容が気になってきました。何となく、このままだと「放任型のグループワーク」になりそうな気がしたからです。それでは先生たちは「少し説明して、グループワークをやらせるのが新しい授業」と理解してしまいそうです。

 これでは意欲的で能力の高いメンバーだけの時はある程度うまく行きますが、多様なメンバーの集まりになる学生にはトラブルが生じそうです。そんな話をしているうちに、そのプログラムも私がやりましょうか‥と進展し‥それなら前日から泊りで入って調整しましょうか‥となってきました。更には、「小林さん、最後までいるなら、終了後のパーティーにも参加してくださいよ」という話に展開してしまいました。

 当初の2時間程度で帰るよりも私にとっては時間制約が長くなりますが、大学の授業も終わり、担当する授業の試験も試験監督も終わっている時期なので、お引き受けすることにしました。

 そのための資料を作成し始めると、「講演」のあとに「演習」なので、この「講演」部分はコンパクトに説明し、「演習」のあとの「振り返り」に繋げる必要が出てきました。この視点で手持ちのスライド等を見直すと、あまりピンときません。‥‥というわけで、ほとんど最初から作り直しです。締切は明日の朝までなのですが、なかなかタイトです。でも、面白い課題です。今日1日閉じ籠りです。でも、楽しい1日になりそうです。