授業者スキルの手ごたえ…

【授業研究】ある学校で私の「高校物理授業の構造」や「授業者スキル」の話をしたところ、具体的な場面に関する質問が出てきました。「トップを遊ばせないためには?」「下位層を諦めさせないためには?」「話し合いが苦手とか、積極的に話しあいをやろうとしない子には?」「学習塾で理解している子が教えるとその答えを写して終わるグループには?」と立て続けに質問をいただきました。

 これらに対して「授業者スキル」を意識しながら解説していきました。すると「そんなに色々なことをやらなくてはいけないんですね‥」と少々ため息交じりのひと言が出てきました。そこで私は「説明聞くと多そうだけど、これこれをやれば色々な問題は解決するとわかれば、やりやすくなりませんか?と質問しました。

 すると「ああ、確かに。なぜうまくいかないかもわからなくて、どう乗り越えればよいかわからないでいる状態よりも、あれとこれをやればいいんだとわかれば前向きになれそうですね」との回答がありました。

 「これだ」と思いました。こう感じてもらえるようにしていけばよいのだとイメージできました。連休中の楽しみが増えました。

◎新刊(2018/7/1発売)のアマゾンはこちら↓

 https://www.amazon.co.jp/dp/4866141077/ref=sr

f:id:a2011:20180618201114j:plain

◎小林のHPはこちら。研修会講師のご依頼もこちらからどうぞ。

  →http://al-and-al.co.jp