【授業研究】日本に来てからまた1週間で日本語はほとんどわからない女子留学生Hさんにどう対応するか、大きな課題でした。英語科の先生たちの協力で扱う単元を英語で説明してあるweb上の記事をプリントアウトし、動画解説しているyoutubeを探すキーワードのメモも用意しました。
始まる直前にスタッフの皆さんに「英語はできますか?」と質問しても全員が「いいえ」の回答。仕方がないので私がやることにしました。以下は彼女との英語でやりとりしたつもりの内容です。事実とはかなりかけ離れているかもしれません‥(笑)。
グループごとに問題演習の時間になって私は各グループに「質問で介入」していきます。Hさんのグループに行って日本語と英語で質問します。
「チームで協力できていますか?」
「はい」と日本人の男子たち。Hさんは「グー」と親指を立てます。
「これ今の単元を説明してある資料です。あなた用です」
「わあ、ありがとう」
「こちらのメモはyoutube用のキーワード。探してみてください」
「サンキュー」
他のグループをひと回りして戻ってくると、
すでにプリントには目を通し終わった様子。
「だいたいはわかった?」「うーん、難しい」
「youtube 見ていいよ。PC出していいよ」「音が出る?」
「うん、解説付き」「じゃみんなに悪いから見ない」
「あ、ヘッドホンかイヤーホン持っている?」「ううん」
しまったと思いながら、ここは曖昧にして他のグループへ。
しばらくして遠くから見るとヘッドホンを取り出しているので声をかける。
「お、いいね」「はい、これで聴きます」「OK」
後半に覗きに行くと、練習問題に何やら英語で書き込んでいます。
男子たちともあれこれ話しています。
何とか孤立することは防げたかな?というレベルでした。
あとになって、「感想を英語で書いてもらえばよかった」と後悔。
改めて英語力の必要性を痛感した時間でした。汗汗
・日時 2018年9月23日(日) 10:30 - 16:00
・渋谷区恵比寿西2-3-14 みくに出版セミナールーム
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