名古屋学習会終了

【授業研究】名古屋で続けている「アクティブラーニング型授業実践研究会」が日曜日に終了しました。毎年3~4回開催して3年が過ぎました。毎回、70~80名の方がご参加です。今年度は、年代別として、今回は管理職・リーダーを対象にして「学校リーダーとして授業改善をどうリードするか」をテーマにしました。

 50名程度の参加者。更に、グループ別の対話を基に「質疑応答」を中心に行いました。これはなかなか実り多いものでした。この方法はとても良いと実感しています。ただ、改善点も2つありました。

 1つは私のセミナーに初めて参加する人がかなりいたことです。これはうれしいことなのですが、どうしても私の授業に関する質問が続出します。すでに複数回参加している人たちには、何回か聞いた話になってしまいました。リフレクションカードには「年代別より、小林さんのセミナーへの参加回数別にするのも良いのでは?」というコメントがありました。これは大きなヒントになりました。来年度は検討しようと思います。

 2つ目はグループ内での話し合いの質をどう維持するかです。時々、グループについて、しばらく話を聞いているといくつかの問題点を感じました。「質問中心の原則があるものの、自分の意見を語り続ける人がいる」「テーマと無関係な話をする人がいる」「方向がずれていても修正できる人がいない」‥などです。これらは教科授業のスキルとしても大事なことです。次回以降に対策を講じていこうと思います。

 「リーダーとして問題として感じること」を各グループで話し合ってもらったときのポストイットカードは全部いただいてきました。いずれ「管理署・リーダーのために」をテーマにする「アクティブラーニング入門4」に利用する予定です。ご参加の皆さん、ありがとうございました。

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