ひと文字も無駄な発言をしないタレントさんたち

【授業研究】ある仕事のためにテレビ局に行きました。そこで見た光景にびっくり。スタジオ収録番組には大人のタレントさんたちと高校生のタレントさんたちが出演していました。アドリブがどんどん出てくる内容なのですが、誰も「えー、あー」「うーんとでねすぇ‥」「あ、どうしようかな‥じゃなくてぇ〜」などの無駄な発声をしません。
 だらだら話す、繰り返す、余計なことを話す‥‥誰もしません。大人のタレントさんたちはテレビ等に昔から出ているベテランなどで当たり前としても、中学生・高校生にこれができるのは不思議。スタッフさんに尋ねてみると次の答えでした。
 「彼らは色々なタレント事務所に小さいころから所属して、色々な番組に少しずつ出演しています。その中で、タレントとして必要なことを身に付けていきます。その一つが話し方です。とろとろ、しゃべっていたり、長く話したりしていたら、次は使ってもらえませんからね。なかなかハードですが、そういう訓練を受けているから、できるのでしょうね」
 なるほど。新しい授業でコンパクトな説明ができなくて困っている先生たちの悩みをよく聞きますが、こんな訓練ができるといいのかもしれません。
 え?何をしにテレビ局に行ったのか??‥‥もうしばらくしたら、オープンにしますね。お楽しみに。