64歳になりました

本日で64歳(1952年生)になりました。多くの皆さんのお世話になりながら仕事をさせていただいています。今の社会情勢の中で60歳を超えてから忙しすぎるほどの仕事をいただいていることだけでもラッキーだと思っています。皆さんに感謝申し上げます。この1年間を振り返り、次の1年間に向けての方向性を示して、お礼に代えたいと思います。

現在、私が抱えている課題は3つです。第1は健康問題、第2は人間関係、第3はキャリア形成の問題です。これらの問題が激化してきた1年でした。次の1年は、これらの問題から学んだことを活かして、更に前進する1年にしようと思っています。

第1の健康問題。研修会講師が多く、その上、大学の授業と準備、執筆などでくたびれました。身体的にも精神的にも危ない状態でした。病気でダウンするまでにならなかったのがラッキーでした。そこで、今年度は「研修会講師の出張の回数を半減する」ことにしました。  
そして、2016年4月から治療開始。毎週の鍼灸治療、更に漢方薬投与を追加し、7月からは筋肉と骨格調整も追加しました。この効果は着々です。秋からは、治療からトレーニングに移行して、積極的な身体作りをするつもりです。少なくとも75歳まで、あわよくば85歳まで仕事をし続けられるよう身体と体力の復元を目指しています。

第2は人間関係の悩みと問題です。活動が増加し、多くの人・多くの組織と出会いました。様々なビジネスや新組織立ち上げのお話をいただきました。中心として、或は重要なメンバーとしてお誘いいただきました。これらのお話はプライドをくすぐりました。経済的にも魅力的なお話ばかりでした。しかし、現在、それらのお話しのほとんどはお断りしてしまいました。理由は、人間関係の複雑さと、私の性格と生き方の問題です。
経済的・政治的な活動とどう折り合いを付けていけばよいのか、悩み続けています。哲学的な思索にも目が向いています。「人を支配するのも、支配されるのも嫌」という私の生き方そのものを、捉え直すことも必要なのだろうと感じています。これはじっくり考えていこうと思っています。

第3は、第2の問題ともつながるのですが、キャリア形成の問題です。これまで何の設計もなしに生きてきましたが、これはまずいと思っています。仕事の問題、家族の問題、生き方の問題などが絡み合います。「授業改善」に関わりながら、私はどのように社会に貢献できるのかも問い直す必要があります。「授業改善」そのもの動きにも色々な疑問が湧いてきています。流れに巻き込まれるだけでなく、冷静に状況を見つめながら、「授業者の視点」から必要なことと、私にできることを問い直していこうと思います。

1年後には、これらの課題に対する解決の結果とプロセスを示したいものです。