「充実した時間を過ごすことができた」

【授業研究】昨日書いた物理授業を体験した生徒たちの感想の1つです。「初めての物理」を、「初対面の先生に」教えてもらったのに、こんな感想が出てくることに感動してしまいます。その他の感想を列挙します。
「難しい物理の問題でもチームで協力しながらやっていくことで正解にたどりつくことができた。苦手なところやわからないことがあっても仲間に聞くことでわかることができた」
「初めはすごく難しかったが、同じ班の人の意見を聞いてみると納得したことがたくさんあってよかった」
「普通の授業ではわからなくても恥ずかしくて先生に聞けないことがあったけど、この授業だと基本は一人だけど、わからなかったときに気軽に聞けるし、普段の授業より全然こっちの方がいいなと思った」
「独りで悩まず積極的に聞くようにする!」
「今までやったことのないことだったけど、自分たちで協力し合って答えを出すのはとても楽しかった」
「物理は難しいというイメージだったけど意外に簡単にできて楽しかった。みんなとおしゃべりしながら問題を解くと楽しいし、わからない問題を解決することができた」
「みんなで話し合って解くということはコミュニケーションもとれるし、自分も先生に聞くより質問などできるので、わかりやすくていいなと思いました」
「とても楽しくできてよかったです。『ケルビン』を覚えて帰れそうなので1つかしこくなった気がします」
「すごく楽しく授業をうけることができた。物理に少し興味がわいた」
 尚、私は最初の15分間の説明の時に、絶対温度の単位である[K](ケルビン)については説明をしていません。読みも伝えていません。しかし、この感想にあるように生徒たちの大半は記号とその読み方を理解してしまいました。資料には書いてあるからです。「読めばわかることは説明しなくても大丈夫」なのです。