パブリックセクターとの協働のてがかり

【雑感】ひょんなことから、市役所や県庁に勤める方たちの学習会によんでいただきました。「小林さんがやっていることは私たちに役立ちそうだ。まずは、何をやってきたのか話してください。その中から、何を教えてもらうかを考えたい」との依頼でした。
 授業改善の実際や、それが求められる時代状況を説明した後、私の実践の背景にある理論やスキルについてさらりと説明しました。多くの質問をいただきました。様々な個所に「やってみたい」「しりたい」「仕事に役立ちそうだ」との意見をいただきました。
  私はこれまで、ピーター・センゲなどを中心に「ビジネス社会」に目を向けてきました。「ビジネス社会」と「学校社会」がきちんと連携しながら、「大人の社会」の在り方から、「教育の在り方」を検討するべきだととらえていました。
  その中に、もう1つ、「パブリックセクター(公的機関やその職員)」があることを意識できました。ここは、両者との密接なつながりを持ちつつ、「ビジネス社会」にも「学校社会」にも現在は属していない人たち(未就学児、リタイアした人たち、育児や自己の学習成長のために一時的に両者から離れている人など)との関わりがあります。
  私にとっても、この学習会に参加することは、今までとは違う世界の見方をすることができそうです。ますます、楽しみになってきました。参加された皆さん、ありがとうございました。