「体験的に学ぶ・楽しむ・居眠りできない」が狙いです

【入門セミナーA紹介1/5】「アクティブラーニング(能動的学習)型授業」入門セミナーの中身を紹介します。先週述べた埼玉高相研東部支部連続研修会第1回の内容です。すでにあちこちで10回以上行ってきた「入門セミナーA」です。
 この「入門セミナーA」の狙いはひと言で言えば「体験」です。その中身は「新しい授業」を体験することと、「学習・成長のサイクル」を体験することです。その理由はなんと言っても私たちは「新しい授業」を自分たちが児童・生徒・学生だったときに体験したことがないからです。同時に「授業を受ける」=「勉強する」=「知識をもらう・覚える」と理解してきました。しかし、「新しい授業」の基礎理論は「学習する(成長する)」ことです。その構造は「体験する→振り返る→気づく→新たな行動(体験)をする」ことです。
  これらのことを「講義」で伝えるのはほとんど無理な話です。むしろ、ラーニングピラミッドによれば、体験することで記憶に残る割合は80%になりますから、私は何が何でも「体験的に学んでもらう」ことを軸にしてこの「入門セミナーA」を構成しようと試行錯誤してきました。それから、「楽しく学んでもらう」ことと「居眠りさせない」ことも大きな狙いになっています。