廿日市高校公開授業に伺いました

【授業研究】沖縄から博多に泊まって、広島県廿日市高校に伺いました。50名を超える外部からの参加者の皆さんと一緒に、保健と化学の授業を見学し、研究協議のあと、30分間の講義をさせていただきました。その後、数人の方と40分ほど質疑応答の時間をとりました。
 色々と考えることがありました。授業者の先生たちが一生懸命にやっているのはよくわかりました。生徒たちも一生懸命でした。それが悪いとは言えないのですが、その「一生懸命」は「特別な授業」になっていたかもしれません。50名以上の見学者がいる中で、いつも通りに「授業をする」「授業を受ける」のは至難の業なのだと思います。
 でも、見学するほうとしては、「自然な状態」「いつもの状態」を見ないと、理解は深まりません。ここをどうしていくのか。今後の授業研究の方法としては大きな課題です。あれこれと考え続けた1日になりました。
 授業者の若いお2人の先生、大イベントのためにご苦労なさっていた多くの先生方、お疲れ様でした。たくさんの質問をいただいた参加者の皆様にも、おれい申し上げます。ありがとうございました。