「思考を止める時間がない‥」

【授業研究】昨日書いたエデュケーショナル・ネットワーク社主催のセミナーのリフレクションカードが届きました。そこに面白いコメントがありました。

「『思考を止める時間』が一切なかったため、3時間の研修時間が短く感じられました。明日から早速取り入れてみようと思います」

 これはセミナーの中で紹介した生徒のセリフが基になっています。私が「板書・ノートなし」の説明を始めた時に、ある生徒が「先生、これいいよ」と言ってきました。「どんな風にいいの?」と尋ねると以下の説明が続きました。

「先生たちが板書するときって、最後まで見ないと何を書くのかわからないじゃん。だから、書き終わるまで考えることができないので、アタマが止まっちゃうんだよね。

 先生が始めた方法だと板書の時間がないし、ノートもしなくていいから、アタマは止まんないんですよ。これいいですよ!」

 セミナーでも「板書・ノートなし」の説明をしていきます。更に「10~15分間の短い説明→2~3分間のグループ内で質問を考える話し合い→8~15分間の質疑応答」の繰り返しを続けます。この方法だと、アタマが止まる瞬間はありません。それが冒頭の「思考を止める時間がない」につながったようです。

 私自身にとっても効果の再確認ができるうれしいコメントでした。

◎9/23(日)みくに出版主催セミナーの案内はこちら。

 ・日時 2018年9月23日(日) 10:30 - 16:00
 ・渋谷区恵比寿西2-3-14 みくに出版セミナールーム  

  https://www.facebook.com/events/1238780612931513/

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