年代ギャップへの対応策は?

【授業研究】ある企業の方と話をしていて気づいたことです。指導者の方の悩みは、古い型の指導をする年配の人たちに指導を受けることになる新入社員をどう指導するか、でした。「礼儀正しくさせる、言われたとおりにさせる、大げさなことを言えば白を黒と言われたら従わなくてはならない世界に行かせなくてはならない」ということのようでした。
 時代は変わっていきます。いずれ、そんな社会や指導方法は減っていくのでしょうが、現在はまだ混在します。「主体的・協働的な学び」や「対話のある学び」は確かに必要。でも、それを受け入れてはくれない世界もあります。「そんな指導なんかやってられるか!」と怒りだす徒弟制度で鍛えられたベテランも多くいます。
 この端境期に若い人たちをどう育てるのか‥難しい問題です。私は若い人たちに丁寧に本来やるべきことと、目の前のことに対する対応策を丁寧に教えるべきだと思っています。これらについて、考えるのも今年度の課題になりそうです。