学校16〜21年、社会人40〜50年

【授業研究】昨日の学習会で質問されて、最近モヤモヤと考えていたことを言葉にする機会がありました。私たちが、教育を受けて学習・成長する場所と年数です。小学校から大学院まで数えても学校にいる期間は約20年間です。でも、仕事をしたり子育てをしたりしながら社会人として学習・成長する期間は定年延長や定年制の消滅を視野に入れると、40〜50年くらいになりそうです。
 となると、学校教育で完成させることが大事なのではなくて、その先のもっと長い期間を学習・成長し続ける力をつけるということが大事なのではないかなあと感じ始めました。自分が60歳を超えているから、そう感じるのかもしれません。死ぬまで成長していく意欲と能力は学校時代に完成するものではないような気がします。
 では、どうするべきなのか‥などの具体的な話を展開できるほどにはまとまっていないのですけどね。なんとなく、モヤモヤしていることを、言葉にできたことで一歩前進というところです。私にとっては結構いい気分なのです。(笑)