昨年のセミナーの効果‥

【授業研究】東北地方の中学校の先生からメールがありました。秋に行われる研究会で自分自身の授業を研究授業として公開することになった。その会に講師として出席して、講評と講演をして欲しいという内容です。

 この方が中学校での授業を大きく変化させるきっかけについて、「昨年秋のセミナーを受講しました。そこで教えてもらったことが現在の授業の核になっています」と書いてくれています。うれしいことです。もちろん、出席する旨の返事をすぐに出しました。

 昔々、まだ「アクティブラーニング」という言葉もないころに私は越ヶ谷高校で高校物理授業を大改革して成果を上げ始めていました。新聞や雑誌等で取り上げてもらったこともあり、全国から見学に来る方も増えました。(当時の私は授業を自習等にして出かける気持ちにはなれなかったので、滅多に講師として出かけることはありませんでした。その代りに「見に来てください」とお願いしていました)

 見学して感動した先生たちの多くは「自分の授業を変えるヒントが見つかりました。帰ったら早速やってみます!」と喜んでくれました。ところがしばらくすると「始めたとたんに、管理職から『トンデモない授業をするな!』と叱られました。当分できそうにありません‥」とメールが届くということが何度もありました。

 それから約10年。私のセミナーを受けたのが昨年の秋。それから実施して効果も上がったのでしょう。半年後には研究会で取り上げてもらえるほどに評価されるのです。この先生の実力も大きいのだとは思うのですが‥それにしても、隔世の感があります。

 いずれにしてもうれしいことです。参加するのが楽しみです。

◎5/12(土)13(日)にセミナーの詳細はこちら。こくちーずです。↓

 ・2018年5月12日(土) 16:00〜20:00→http://www.kokuchpro.com/event/ALK0512/

 ・2018年5月13日(日)10:00~16:00→http://www.kokuchpro.com/event/ALK0513/

◎以下はチラシです。

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