新シリーズのセミナーを開催します〈1〉

【授業研究】新しいシリーズのセミナーを断続的に担当します。形式上の最大の特長は「オープン講座」なので誰でも参加できるというところです。昨夜から申し込み受付を開始しました。以下から、ご確認ください。

★「入門講座1」2017/11/11(土) 16:00~19:00     東京・恵比寿

  http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★「入門講座1」2017/11/12(日) 13:30~16:30 東京・恵比寿

        http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

 

 講座の内容は申込ページに詳しく書きました。ここでは私の研修会の特徴とそこに込めている私の主張について述べていきます。

〈1  単なる授業体験はレクリエーション・ゲームに過ぎない〉

〈2  準備が簡単で毎日実践できる授業を取り上げるべき〉

〈3   授業体験はロールプレイの発想で行うとうまく行く〉

〈4   授業者のスキルを明示する構造が不可欠〉

〈5   生徒役の体験を段階的に振り返る構造を入れる必要がある〉

〈6    「振り返り」で大切なのは具体的な実践につなげること〉

 明日から各項目について述べていきます。お楽しみに。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain

 

再会と連携

【授業研究】私が物理授業改善を始めたころに出会ったAさんと久しぶりにお会いしました。ユニークなキャリアを持つ方で、授業者としても大きな成果を上げた方です。個人的な事情で現在の仕事から離れるとの連絡を聞き、私はすぐに「一緒に仕事をしませんか?」と声をかけました。「やりましょう」とのお返事をいただき、お会いすることになりました。

 久々にお会いしてランチを一緒にしながら話は弾みます。授業改善や研究に関するスタンスや考え方もとても近いので、楽しく語り合えました。「この人となら楽しく一緒に連携して行けそうだ」と改めて感じました。こういう直感を大事にしたいと思っています。心強い仲間として連携して行けそうです。

 詳ししいことをみなさんにお知らせできるのは、半年くらいは先になりそうですが、お楽しみにお待ちください。時々、似たようなことを書いていますが、この半年~1年くらいの間に、数年ぶり~数十年ぶりにたくさんの人たちに再会する偶然が続いています。しかも、私の仕事上のモヤモヤをスッキリさせるような気づきにつながることが多いのです。

 今日も、数年ぶりでお会いする方がいます。何が起きるか、楽しみです。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain

 

三重県立朝明高校に伺いました

【授業研究】以前、別の高校の研修会で伺ったときにお世話になった先生が朝明高校に転勤されて、私を呼んでくださいました。実は、朝明高校に伺うのは3回目。ずーっと前に、長年お付き合いしているS先生が朝明高校にいらっしゃったので、研修会講師に呼んでいただきました。まだ、私が高校教師のころでした。その意味では、懐かしい訪問でした。

 最も熱心に取り組んでいる先生の授業をぜひ見て欲しいとのことで、授業の後半を少しだけ見学しました。実にうまい。生徒たちもよく動きます。まだ、若い先生がこれほどできるとは‥感心しました。他の先生たちも若い先生を中心にかなり熱心に授業改善に取り組まれているとのこと。

 それを現すかのように研修会では具体的な質問が続きました。これからの発展が楽しみな高校です。みなさん、お世話になりました。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain

 

凄い人たちと共演していたんだ~

【授業研究】TBSの「キングオブコント」というお笑い番組を初めて見ました。なぜかというと、NHK Eテレで共演した人たちが昨年のこの大会で優勝と2位だったことを、共演した後で知ったからです。

 5月iに出演した時に共演したのがジャングルポケット、9月に出演した時に共演したのがライスでした。昨年の「キングオブコント」の成績は優勝・ライス、2位・ジャングルポケットでした。今年はライスは出場しないで、ジャングルポケットが「昨年僅差で優勝を逃した悔しさを晴らすために」と出場していました。前年優勝のライスは優勝杯返還のための登壇していました。

 不思議なもので、収録の際の約1時間を一緒に仕事しただけで、「知り合いが出ている」ような気分になり、応援したくなります。学生が「ジャンポケと共演したなんて、すご~い!」「ライスと話したんですかぁ?いいなあ~」と羨ましがっていた意味が、だいぶ理解できました。調べもしないで収録に出かけたのは、失礼だったかなと少し反省です。次があるかどうかわかりませんが、その時には、調べていこうと思います。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain

 

大学院の講座を担当しました

【授業研究】知り合いの先生の大学院の講座を担当しました。連続の講座の2回目で、問題解決のための基礎として「質問力を身に付ける」をテーマにして、アクションラーニング・セッションや組織論・リーダーシップ論・授業などがかわっていく社会学的背景について説明しました。

 院生に交じって教員志望の大学4年生も入っていました。二次試験の合格発表待ちということで、うまくいくと来年4月からは教壇に立つとのことです。たまたま、帰り道が一緒だったので、小一時間話し続けました。熱心な学生さんでした。こういう人が合格して、力を付けてくれるとよいなあと思いました。

 

珍しいオープン講座の講師をします

【授業研究】私が研修会講師で行くのはほとんどが校内研修か教育委員会主催の研修会です。そのため、外部の人たちが自由に参加することはほとんどできません。「参加できる研修会があったら教えてください」と言われ続けてきました。

 それに応えられる講座です。申込受付開始は少し先ですが。ご確認ください。

★小林昭文先生のアクティブラーニング入門講座1

  ~「授業体験」をもとに授業改善のヒントを得る~

   2017年11月11日(土) 16:00〜19:00  会場  東京・恵比寿

        詳細はこちら→http://www.kokuchpro.com/event/ALK1111/

★小林昭文先生のアクティブラーニング入門講座2

  ~「学びの質を上げる」スキルの実際を知る~

   2017年11月12日(日) 13:30〜16:30     会場  東京・恵比寿

        詳細はこちら→http://www.kokuchpro.com/event/ALK1112/

※「入門2はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain

 

「100歳まで生きなくていいです」

【授業研究】大学の授業=ロジカルシンキング実践の第2回。前回のリフレクションカードを取り上げて、質問に回答したり、コメントをします。

 その中で大きな問題だと感じたのが以下のコメントでした。初回の講義では、リンダ・グラットンのLIFE SHIFT を取り上げて、「100年人生」の話をし、「マルチステージの人生」を生き抜くためにも、考える力を鍛えましょう、という話をしました。

 これに対していくつもでてきたコメントは‥

「私は100歳まで生きなくてもいいです」

「80歳くらいで死にたいです」

などでした。

 これは老人問題のレポートで良く出てくる「長生きしたからって何がいいんだろうね」「早く死にたいのに、身体は元気でなかなか死ねないんだよ」「健康で長生きなのは不幸かもしれない」などのコメントに共通する気がします。

 まだ、20歳の学生たちが、こんなに「老人のように」感じていることに愕然とします。しかし、それは現在の社会情勢を見事に反映しているのもよく理解できます。授業改善は、このあたりの根本的なことを見据える必要があります。この授業の中で、学生たちに少しでも明るい希望を持たせたいと強く感じました。

「入門2」はこちら→ https://www.amazon.co.jp/dp/4382057477

f:id:a2011:20170719070800p:plain