授業研究AL&AL

先生たちの授業力向上・担任力向上等に役立ちます。

技(スキル)習得はなぜ困難なのか?

 

《新方式での最初の質問いただきました。感謝感謝。回答は今週中の予定です。》
【授業研究_第2週】1 技(スキル)習得はなぜ困難なのか?
⑴  〈技(スキル)習得が困難な理由〉?
      第1週では「基本スキル」と「基本パターン」について説明しました。
  この内容はすでに「できている人にとっては簡単なこと」であり、
「できていない人にとっては実に困難なこと」です。
       例えば「チャイム前に入室する」を提案すると、
「そんなのいつもやっているよ」
「そんなに簡単なことをワザワザ説明するの?」という人たちがいます。
      その一方、「いやいや、それはタイヘンだよ。仕事はたくさんあるし、
   電話はかかってくるし…」「少しくらい遅くいっても大した問題ではないよ」
   と文句を言う人たちもいます。
         これが技(スキル)を「身に付けているか」「身に付けていないか」の違いです。
    いつも「時間を意識している人」はそうやって活動すること自体が「技(スキル)」
    として身についているということです。
        一方、普段から時間を意識せず、チャイムが鳴ってから動く、
     誰かに注意されてから動く人は、そのように活動することが
   「技的」に身についているということです。これを「癖」と言います。
   「癖」とは無意識的に繰り返すことによって「身についてしまった技」のことです。 
     合理的でない場合も多く、意識的に身につけた技よりも修正が難しいのです。
⑵    〈教師スキルが習得しにくい理由〉
        武道やスポーツ等の技をある程度身に付けてきた先生たちも多くいます。
    しかし、「授業者スキル=基本スキル・基本パターン」を身に付けるのは
    なかなか困難です。その理由は常に「目の前に生徒たちがいる」からです。
      「生徒たちがいるのは当たり前」「生徒がいないところで授業はできない」
    と文句が 出てきそうです。そうなのです。ここに大きな矛盾があります。
        まず、なぜ「生徒が目の前にいるから技を身に付けにくいか?」。
     それは生徒たちが様々な反応をすることにより、私たちの意識が揺さぶられる
     からです。「おお、A君はよく聞いているな。よしよし」「あれ、B君は眠っ
     ているようだ。どう対応すべきか迷ってしまう」「CさんとDさんはコソコソ
     しゃべり続けているなあ~。やめて欲しいなあ」という具合です。
          このように生徒たちの反応は私たちの「説明する」という意識の集中を
      妨げます。このことが「笑顔で説明する」「時間内に説明する」という練習を
      妨害します。耐えられなくなって「いつまで、しゃべっているんだ!」と怒鳴
      ることにもなりかねません。これで授業計画は崩壊してしまいます。
        このように常に生徒を前に授業をするということは意識の集中を妨げられや
      すいのです。ワンウェイ的な説明でもそうですから、グループワークになると
      ますます困難です。という具合に「教師スキル」を身に付けるのは困難の連続
       です。焦らず着実に練習を続けてください。
             尚、「pptを使って15分間で説明する」という練習は一人でもできます。
      私は新しい授業を始めた時には放課後物理室を閉めて練習をしました。

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