楽しかった!

【授業研究】大学セミナーハウスにきたのは10数年ぶり。いいところです。何より「蜃気楼大学」は「いいところ」でした。

 蜃気楼とは‥「蜃」という竜?が吐き出す息でつくりだす楼閣の意味とのこと。「未来」はこうやって一瞬見えるもの‥という説明は蜃気楼大学1日学長=久恒啓一さんのご挨拶。この会は一般社団法人参加型社会学会の設立記念会でもありました。「未来をつくる」という言葉がそれほど刀力を入れることもなく、語られることは実に心地よいものです。

 こんな「決起集会」は普通は檄を飛ばし、みんなが叫んだり歌ったり、最近なら感動的な動画が流れたりしそうですが、そんなものはありません。穏やかで、初めて出会う個人個人があちこちで語り合い、再会を期待して別れます。次にこの会があるのは1年後?5年後?それともこれっきり?‥たぶんみんなにとって、それは大したことではないのです。幻の楼閣を見た人たちがそれぞれに、或いは三々五々に、その幻を現実にしようと歩き出しました。私もその一人。

 皆さん、ありがとうございました。また、どこかでご一緒できたらいいですね。